【孫子&樺沢紫苑】「不敗」=「セロトニン・オキシトシン的幸福」【最高の戦略教科書 孫子 守屋淳著】
最近、樺沢紫苑氏の「3つの幸福」をAudibleで聞いていて、孫子(「最高の戦略教科書 孫子」(守屋淳著、日本経済新聞出版、2014))との共通部分を見つけました!
「最高の戦略教科書 孫子」(守屋淳著、日本経済新聞出版、2014)で学んだことは、「不敗」をとにかく保っておくことです。実際の勝負事では、負けないことは具体的にイメージしやすいのですが、人生のいろいろなシーンで「不敗」を想像すると、「不敗」を抽象的に見ないと応用ができません。
ここで参考になったのが本書P298~の「勝利条件・不敗条件」という節です。
ここでは
○ 人生における不敗条件は人によって異なる
○ 不敗の条件が高すぎると、何かあった時に心が折れやすい
○ 逆に不敗の条件が低ければ、不敗の「領域」が大きくなり心が折れにくい
ということが説かれています。
これを「3つの幸福」風に言い換えると、
○ 頑張ってつかむ幸福にとらわれると心が折れる
○ そこにある幸福に着目すると幸福は持続する
となります。
こう考えると、抽象的なところでは、「不敗」と「幸福」はかなり近いものがあると感じます。
さらに掘り下げると、3つの幸福では、「そこにある(Beの)幸福」は
○ セロトニン的幸福
○ オキシトシン的幸福
です。これらがあるだけで幸福感を得られるし、実際に幸福になれます。最後の一つ、ドーパミン的幸福が少ない状態としても、です。つまり、社会的成功が得られていなくても、幸福となる。
これは、「不敗」と言っていいかと思います。
セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福が「低い条件」わけではないです(実際キープするのは大変だし)が、これら二つの状態を確保することを「不敗」とすれば、「不敗」の状態は気づいていないだけで、すでにそこにある状態と言えます。
ドーパミン的な幸福を得られた時点で「勝利」とすれば、どんな小さな成功でも「やった!」と思えば「勝利」です。
この小さな「勝利」を積み上げることができれば、人生は「成功」しているも同然。
この意味で、自分は人生不敗の状態を維持しつつ、成功しているな〜と思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!