本で読んだ仕事術を具体的に実践している動画を見つけました!
先日、リベ大の動画でとても面白い動画を紹介してもらいました。
それが、ディスカバリーチャンネルの「正体隠して1億円稼げ!無一文からの90日間ビジネスサバイバル」と言う企画動画です。
アメリカの億万長者が、素性を隠し、所持金100ドルから100万ドルを90日間で稼げるか!?と言う企画です。起業家のグレン・スターンズが、縁もゆかりもない町に連れてこられ、古びた自動車と現金100ドルを元手にミリオネアに挑戦します。
1話目の動画はこちら(全6話です)
現在3話目の途中までみて感じたのが、
「本で読んだ仕事術を駆使している」
と言うことがわかり、まだまだ実践に至っていなかった、効果を感じていない仕事術に対して、「こうやるのも一つの手なんだ」と感じさせてくれるものでした。
その中でも、わかりやすい例を挙げていきたいと思います。
・目標を小さく立てる:
グレンは、100ドルから100万ドルをいきなり考えるのではなく、当面生活できる金額に設定するところから考えていました。その目標達成を実現するための「やり方」段階があり、最初はご飯を食べるためのボランティアや日雇いの掃除などからはじめ、次第に大きくするのです。このプロセスを見て、「こうやって事業を大きくするのか」と、とても参考になりました。
・人に任せる(権限移譲):
次に、彼のリーダーシップについても感銘を受けました。特に、「人の適性をしっかりと把握して、能力に合う仕事を割り当て、権限を移譲する」ところです。事業についてはグレンは指揮者であり、各楽器を総合して最高の音楽を奏でる、と言う感じに似ていました。グレンはまた、チームの一人が予想通りの仕事をしていなかった時、「もし思うように進まなかったら『人選ミスだよね』」と言ったことも印象的です。その人の仕事ぶりを批判するよりも、自分の人選が適切でなかったのでは?と分析しています。「原因自分論」で考えることがリーダーの素質の一つであることが見て取れました。
・自己開示:
グレンができる範囲で積極的に自己開示していることも印象的です。グレン自身が、恵まれた境遇になく、両親がアル中で自分自身は4年生で落第の経験がある、みたいなことを話すのです。すると、チームの人たちも、自分の境遇を話し始め、お互い共感できる点を見つけていく、と言う場面が多かったように思います。リベ大動画で、人選で大事なのは「価値観、人柄に共通点があること」とありました。人の価値観を知りたければまず自分からさらけ出す。これが肝要と感じた次第です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。