「葛根湯くらいの超神水」な伝え方をしたい
コロナ禍は、かなりの人にダメージを与えている、ということは、仕事からもヒシヒシと伝わってきます。
樺沢紫苑氏の著書をはじめとして、精神疾患に関する知識が少しついたためか、人の言動にピンとくることが増えました。
特に、自分が昨年ベスト5に選んだ「精神科医が教える病気を治す感情コントロール術」は大変役に立ち、学生との接し方を変えてくれた本です。
自分は専門家ではないので、ピンときたり、「これは自分の指導の範囲外で対応しないとな」と思ったとき、職場のカウンセラーさんに相談し、対応をとってもらうことにしています。(このように行動することができるのも、本書のおかげです。)
ある日、カウンセラーさんと相談する中で、カウンセラーさんから
馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない
という言葉が出てきました。まさに感情コントロール術に書いていたことですね。
結局、自分達が、学生をはじめ自分に関係する人たちに対してできることは、「情報を提供する」までが限界で、その情報を役立てるかは、その人次第、ということです。
学生には、「睡眠」とか「運動」とか、「3つの幸福」とか、「考えを変えたり、行動を変えれば、不安が吹っ飛ぶ方法」を、授業とか研究指導に混ぜ込んで伝えています。
ですが、先日授業の手応えが変わったと書きましたが、まだまだ劇的な変化には程遠い状態です。
まだまだ自分の情報が、ドラゴンボールの「超神水」のように、「めっちゃ苦くて一歩間違えば猛毒」とか「どうせ何もおこりゃしない」と思われている、ということだと思います。
葛根湯くらいの苦さの超神水が目標:
だから、せめて自分の提供する情報が「ちょっと苦くて、続ければ絶大な効果を発揮する葛根湯みたいな飲み薬」と思わせるようにしたいですね。
先日読んだ、「記録するだけであなたの夢が10倍叶う! 夢を叶えるドリームマネージャー手帳」にあったような、「ボーリングセンターピン」に見えるように伝える、ということを意識したいな〜と思っています。
まとめ
まとまりがありませんが、
○ 自分の伝えている情報は「ハードルが高い」と思われていそう。
○ つまり、学生には、ドラゴンボールの超神水みたいに、大きなパワーを手に入れるには大きな痛みを伴う、という先入観がありそう。
○ なので、できるだけ「ハードルが低くても成長できる」と思わせる伝えた方をしたい。
○ 言うなれば、「ちょっと苦いけど継続すれば効果のある葛根湯みたいな飲み薬」という認識を植え付けられる伝え方を心がけます。
○ そうすれば、「行動に移してくれる人」がもっと増えるはず!
という結論に至りました。
最終目標は、「蜂蜜のように甘い超神水」ですが、少しずつそれに近づけるよう、日々伝え方を鍛錬していこうと思った次第です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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