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【EPC予選】備忘録
今日も神のご加護があらんことを。inamyです。
EPC代表戦に中野チームで出て、権利は取れませんでしたが備忘録として文字に起こしておこうと思います。
■環境考察
・耐久水準
新規VのHPラインは200〜220が目安で、新規VMAX3体のHPは初期のVMAXとほぼ同水準の320〜330。
VMAXに進化されてしまうと通常火力でワンパンできるポケモンはごく一部に限られる。
また、「燃えるスカーフ」をつけた新弾のウインディは非GX・VでありながらHP230になり、フラダリラボを張っても「燃えるスカーフ」のやけど効果がなくなるだけで特性は発動し続けるため、完成されると燃費の悪い試合展開を余儀なくされる。
・火力水準
ゴリランダーVMAXの登場により、3エネトラッシュのダイレンダでお手軽280点が可能になった。
この280点というのはオルタージェネシス+ガラルニャイキング1体のブレイブキャリバーと同水準であり、新たな耐久調整の指標になり得ると感じた。
以上のことから、
①280点を耐え(非GX・Vを除く)
②新弾VMAX(進化元含め)をワンパンする手段を持ち
③非GX・Vとの殴り合いで不利を取らない
以上の条件を満たすデッキが新弾環境で勝率を稼ぐことができると思った。これに加え、⓪として「ちゃんと回る」という大前提もある。新たなアーキタイプのデッキを作る際に最初にブチ当たる壁である。
これらを踏まえて自分が用意したデッキがこちら↓
・ピカゼク→①お守りライライ②水VMAXに弱点③タッグボルト
・三神ザシアン→①お守り三神、メタコバザシアン②△(進化元のみブレイブキャリバー)③オルタージェネシス
・超パーフェクション→①お守りTAG②フォトンゲイザー③ババ抜き
・炎パーフェクション→①×②ビックリヘッド・溶岩流・草に弱点③きゅうびのいざない
・水VMAX→①VMAX各種②キョダイポンプ③高水準HP+ダイバレット
・ズガアゴ(仮組み)→①ビーリン起動のため耐える必要がない②青天井・草に弱点③狙撃・バーストGX
とりあえず自分が実戦で使えそうな仕上がりになったのはこの6つ。
ズガアゴは仮組みなのでやってないが、5つのデッキを1人で戦わせてみた結果、超MM→ピカゼク→三ザシ→超MMのすくみ方をし、ピカゼク以外に水VMAXが強いという結果になった。
その後のシティリーグでは、相変わらず超MMと小ズガが強力だった他、エースバーンデッキが結果を残しており、めーぽけ内で使われる可能性も大いにあった。
ここから人読みに入る。
まずMPKには熟練したピカゼク使いが数人いる。またレシリザ使い、レッパ使いは最近流行の小ズガまたは炎バレット(エースバーン?)に移行している可能性が高い。代田橋チームはカラマネロを使うイメージが強く、化石やピンク等変わったアーキタイプをたまに持ち込む印象もある。4年は何でも使えそうなので本当に読めないが、カラマネロ・レッパ・ザシアン・LOを握るイメージがなんとなくあった。
この考察やTLで話題にしてるデッキタイプを元になんとなくtier表を組むと、
Tier1 カラマネロ ピカゼク
Tier2 炎バレット 小ズガ
Tier3 ザシアン系統 LO
こうなった。ザシアンが下に来るTier表is何?
身内が超MMとピカゼクを握ることは確定していたので、自分のデッキタイプの中でハイパワーでTier表の下に来そうなデッキ(対策が甘そうなデッキ)として、三神ザシアンを握ることにした。
■使用デッキ
ポケモン
・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2
試合中1枚しか使わないため落ちケアで2枚。
・ザシアンV 3
試合中2枚使うので1落ちまでケアの3。スタートするとねがいぼしやオルタージェネシスに繋げるのに入れ替えカードを1枚切らないといけない上にメタルソーサー対象外になるので4は過剰と判断。
・ジラーチ 3
スタートを許容でき、オルタージェネシスに繋ぎやすいので3枚。
・ガラルニャイキング/ガラルニャース 1-1
TAGワンパンラインの280点を出すために採用。体感使用率は高く、サイドに片方でも落ちたら困るため、本来2-2で採用したいが枠の関係で1-1に。
・デデンネGX 1
事故回避用に1枚採用。
・フィオネ 1
人形系統で詰まないために採用。
・ヤレユータン 1
博士・デデンネと相性が良く、ふとうのつるぎ確定ヒットのコンボにも使えるため採用。
グッズ
・クイックボール 4
メタルソーサーとの相性が良い点と汎用性で選択。
・カスタムキャッチャー 4
ジラーチ、ふとうのつるぎ、ヤレユータン等条件的に揃えやすいため採用。
・メタルソーサー 4
最強。
・ポケモンいれかえ 3
枠の都合で3。
・エスケープボード 2
ジラーチが前に居座ったら鬱陶しいため落ちケアで2枚。
・タッグコール 2
序盤三神とグズハラをセットで持ってきたり、中盤マオスイとコストを持って来てくれる最強カード。対象が少ないため4は過剰と判断に最低限の2枚。
・大きなお守り 1
後2の280点を三神で耐えるため採用。
・メタルコアバリア 1
新弾火力水準の280点をザシアンで耐えるため採用。
・リセットスタンプ 1
3-2-3を取らせるので相手のサイドが1枚になりやすい。
・グレートキャッチャー 1
V1体デデンネ1体で3-3なのでデデンネ捕捉用。
サポート
・博士の研究 4
ヤレユータンとの相性も良く現環境最強のドロソなので4枚。
・グズマ&ハラ 2
打たないと動かないことが多いため落ちケアで2枚。
・マオ&スイレン 1
アルセウスがあれこれ耐えた場合、狙撃やキャッチによる負け筋を無くすために採用。4枚目の入れ替えカード。
・フウとラン 1
事故回避ドロソ及び5枚目の入れ替えカード。
(2人で1枚のくせしてタッグコールで触れないの悲しい。)
・マリィ 2
枠の都合で2枚。かわいい。
スタジアム
・混沌のうねり 2
ターフスタジアム展開、カマド溶接工、フラダリラボを咎めるために採用。
エネルギー
・基本水エネルギー 1
・オーロラエネルギー 1
・ユニットエネルギー炎水草 2
・基本鋼エネルギー 8
意図は上記の記事の有料部分。鋼エネが1枚少ないことにデッキを広げてから気付いたが回していて気にならなかったのでそのまま。
■当日のマッチアップ
EPC学内予選個人4-3チーム4-3(直対3位)
— MPK | inamy (@bronzong_megane) February 10, 2020
ピカゼク 後○
イヌヌワン 後○
タチフサグマ 後○
タッグオールスターズ 先×
超MM 後○
三ザシ 先×
超MM 後×
くやし〜 pic.twitter.com/2tma0N0XZd
・初戦 vsピカゼク 後攻 勝ち
相手ヤレユータンスタートこちら三神スタート。
ヤレユータンが前に残ったままピカゼク手張りエンド、こちら手札にザシアン×2、ヤレユータン、フィオネ、博士の研究が揃っており博士→三神手張り→ふとうのつるぎ。相手先2フルドライブが決まらずにスパイクドロー、次のターンマリィ→オルターで返すと相手更に停滞し、そのまま速度勝ち。
・2戦目 vsパルスワンアーゴヨン 後攻 勝ち
相手パルスワンスタート、こちらジラーチスタート。
お互い順当に回りアゴライン立ち下技100点、返しオルターまでは決まる。次にパルスワンの下技を耐えた返しにマオスイで回復→ザシアンでパルスワン倒しサイド先行。前のザシアンが倒された後裏のザシアンに2エネあり、メタルソーサーか鋼エネを引けば勝ちの盤面で博士→エネヒットで勝ち。ターンを重ねるごとにどんどん火力が上がっていくのでイヌヌワンは今後よく見そうと思った。
・3戦目 vsタチフサグマ 後攻 勝ち
相手ジグザグマスタート、こちらジラーチスタート。
殴り出しまではお互い順調。アルセウスにブロッキングを言われたのでデスカウントで3枚取られる線がなくなる。人形がいない場面でのフィオネが決まりアルティメットレイで2枚、その後カスタム2枚を2回決め勝ち。山管理もちゃんとできたと思える試合だった。レッパ時代に轢かれた経験が生きた。
・4戦目 vsタッグオールスターズ 先行両負け(時間切れ)
相手ゼラオラスタート、こちらザシアンスタート。相手ウパー展開にエネ2枚切らなければならなかったが、こちらも先2オルターに失敗、先にオルターを言われる。オルターの返しにサナニンフで三神飛ばされる場面でサナニンフがサイド落ちしていたようで、三神が攻撃を耐える。アルティメットレイ+メタルソーサーで裏のザシアンは1体育っていたが鋼エネ1枚足りないザシアンが1体おり、猫が立っていなかったためTAGを取るのに10点足りずゼラオラを取り、相手もザシアンに10点足りず。ここでチーム負け確定(勝敗はチームの勝ち負けのみでカウントされ、個人成績は見ない)、この試合も残り1ターンを言い渡されたので、極力考えて次ターン自分に番が回れば勝ちの盤面を作ろうと、メタルコアバリアをザシアンに貼ってふとうのつるぎ。相手こちらのポケモンを倒せず両負け。サナニンフが落ちていなければ普通に負けていた試合だった。
・5戦目 vs超MM 後攻 勝ち
相手ミュウミュウスタート、こちらジラーチスタート。相手イカ置いてエネ貼りエンド、こちらアルセウスザシアンにアクセスでき手張りマリィ→ふとうのつるぎ。このマリィが効き相手2ターンほど動かず、こちらアルティメットレイ×3で4-2で取って勝ち。マリィ強すぎ。
・6戦目 vs三神ザシアン 先行 負け
ここに来てミラー、そしてチーム抜けがかかった試合、先行、1マリ、ハンド良好。これは勝った。そう思い1ターン目順当にジラーチからアルセウス、ザシアン展開し、手張りふとうのつるぎ。相手ザシアンスタート、グズハラでふうせんとエネルギーを持ってきてアルセウスを前に出し、ふとうのつるぎで2枚加速。次ターンアルセウスに手張りオルター、相手もアルセウスに手張り。ここで前ターン自分がいれかえフウランを切っていたのを確認しフィオネひきよせのうず→オルター。これが効いて博士の研究→デデンネ→おたけび→カスタムキャッチャー2枚ドローでポケモン入れ替えに触れず。先にザシアンを取られ、こちらがザシアンを取るタイミングで相手の裏にはエネ1のザシアン、上振れればまだ勝てると思いマリィを打ってザシアンを取るが、そのマリィでソーサー×2と入れ替えを引かれ負け。かなりメンタルに来た。
・7戦目 vs超MM 後攻 負け
じんかけ試合、相手オロヨノスタート、こちらザシアンスタート。ハンドにボールもドロソもなく、ポケモンはフィオネのみ。相手のナイトウォッチャー起動までに三神にアクセスできずボロ負け。相手がミュウミュウスタートでなかったことから先2追加ホラーハウス→マリィナイトウォッチャーの動きを取ってくる心配はなかったため、順当に回っていれば…。放心ザシアン。
■総括
三神ザシアンというデッキ選択自分のプレイを磨くのに良い経験になった。結果的にチームは3位になり、「中野強くね?」と言ってもらえたのは嬉しかった。EPC代表にはなれなかったものの、シティ当確が出ているのでそれに向けてまたデッキ考察をしていこうと思う。
当確より内定をくれ!!!