料理長の味が変わった?
身体の観察ー(舌)
たまに行くお店の料理の味が変わったらすぐ気付きますよね!料理長が変わったかな〜と思います。
うちの料理長はずっと昔のままです。ただ歳をとっています。令和3年1月で95歳になります。
うちの料理長が握ってくれるおにぎり🍙はただ美味しいだけじゃなく、幸せになる魔法のかかった特別なものです。
それがいつからか…、魔法は解けてませんが、時々塩辛くて食べれませんTT。
いまは、滅多に握ってもくれませんが、握ってくれた時には黒烏龍茶を用意します^_^;
私も料理長とともに老いてきたので血圧が気になる年になりました。
なぜ?
その魔法の塩辛いおにぎりの味の変化が気になります。老化による身体の機能の低下以外の何かか作用しているのでは…と思い調べてみました。
『「老化に伴う口腔の変化」
味蕾は、舌以外の咽頭粘膜などにも分布していますが、老化にともなってその数も減少し、舌乳頭の萎縮が起きます。また、味覚中枢への神経経路にも老化にともなう変化が起きるので、年を取るとともに味覚が低下します。とくに、苦味や塩味の低下がいちじるしいとされ、高齢者は濃い味のものを好みやすくなります。』
出典;介護福祉士実務者研修テキストより
なるほど〜、うちの料理長はきちんと味見して美味しいおにぎりを作ってくれているのだと思いました。ただ、本人の味覚の変化には気づいてないに違いありません。
気づいてないのは私たちも同じです。出来ないことに対して「年のせい」にして軽くあしらう。危険だからという理由で出来ることもやらせない。ただ面倒臭いだけではないでしょうか?
反省とともにもう少しうちの料理長について知りたいと思いました。
Care&Care INAMU