見出し画像

ごまかした分だけ、壁は厚くなる。

人は、ごまかしてしまう生き物です。

本当は、100%納得いってなくても、「時間がないから」「みんな、そうしているから」「そもそもこんなの…」なんて、いちいち難癖をつけて、自分の仕事や人生の質を下げてしまいがちです。

僕自身、そう言って何度もごまかしたことがあります。

もちろん、時間もないでしょうし、全力で仕上げたからと言って、報われるとは限らないでしょう。

しかし、ごまかし続けていると、分厚い壁にぶつかる瞬間があります。

例えば、いざレベルの高い仕事をやらないといけない時、常にごまかしてきた人は、応用が利かなかったりします。

しっかり理解しなくても、表面上は遜色なくやれていたので、応用力が必要なものの前では、尻込みしてしまいます。

そのとき、自分がどれだけごまかして生きてきたかを思い知らされます。

レベルが高いことにはビビってしまうし、それとの戦い方も思いつかないし、すぐに打ち砕かれてしまうし…。

毎日、ごまかしていなければ、こういうことにはなりません。

自分なりの全力の出し方が分かっていれば、また同じ感覚になるまで走りきれば良いだけですし、自分なりのベストは尽くせるはずです。

たとえ、それが良くない結果だとしても、傷のつき方は変わります。

相手に全力具合が伝わるのと、伝わらないのとでは大きな差になりますし、自分の傷つき方も深いものになります。

「こんだけ全力出したのに、全然ダメだった…」と落ち込むのか、「まぁ、こんなのしょうがないよな…」と落ち込むのかでは、次からのチャレンジの姿勢が変わってきます。

毎日、自分をごまかしていれば、その分だけ、壁は厚くなるのです。

もちろん、全てにおいてごまかさないように生きるのは難しいです。

ただ、自分が大切だと思うことぐらいは、自分の気持ちや態度をごまかさないようにすることなら、できるはずです。

仕事、勉強、友達関係、恋愛、生活、家族、趣味など、曖昧にしていることを見直して、ごまかさないようにすれば、間違いなく人生の質は上がります。

特に、毎日続けていることは、ごまかしやすいので、しっかりと点検した方が良さそうです。

僕は、自分のnoteにおいて、ごまかし気味になっているときがあるので、ちゃんと点検していきたいと思います(笑)。

いいなと思ったら応援しよう!

稲本稲三
面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!