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ブンデスリーガ再開でみるサッカーの変革

先日、欧州サッカーが帰ってきました。その先陣を切ったのがドイツ、ブンデスリーガでした。久しぶりのライブでのサッカー観戦。やっぱりサッカーは楽しい。たった90分のサッカーの試合だったかもしれませんが私たちサッカーファンに多くの元気や、勇気を与えてくれました。

その中でも、再開前と明らかに変わったサッカーの形がありました。ブンデスリーガの再開が意味すること。そしてサッカー界に与える希望や指標。新たなサッカーの形が誕生したのかもしれません。前のような観客が入って、大歓声の中で観れるサッカーが戻ってくるのはまだまだ先かもしれないし、もしかしたら違う形になるかは全く分かりません。

そこで今回は、私がブンデスリーガのドルトムントとシャルケの試合を見て再開前と変わったなと感じたこと。そしてこの試合の解説をしていた倉敷さんが言っていたこと中心に書いていこうと思います。

再開前とは全く違う光景がサッカーの現場に広がっていました。

試合前後の変わった項目

①選手・スタッフはスタジアム到着時マスク着用
②ホームゲームの場合は自家用車。相乗りも禁止
③両チームのスタジアム到着時間をずらす
④スタジアムに入る導線を別にする
⑤ロッカールーム内は最低1.5m離す
⑥ロッカールーム滞在時間は1人3,40分にする
⑦食事はチームシェフが用意。ケータリング禁止
⑧選手入場、整列はなし。写真撮影もなし
⑨エスコートキッズ、マスコットなし
➓無観客試合

試合中の変わった項目

①ボールは完全除菌
②水は自分専用(試合中の給水は難しそう)
③監督だけは
ソーシャルディスタンスをとればマスク不可
④ベンチに座る選手・スタッフはマスク義務
⑤選手のアップ時はマスク不可
⑥審判への集まった講義は無し
⑦出来るだけ接触を避ける(無理だよね!)
⑧カメラマン3人だけ(100人以上が普通)
⑨ゴールパフォーマンスも距離をとって!
➓交代枠5人(2名の増加)

再開後で変わったサッカーの形

ブンデスリーガは試合の再開に伴いこれらの制約を設けたそうです。これはほんのごく僅かにすぎないようです。もっと細かい制約があるようです。スポーツ医学と特別試合部隊の協議によって8つの章に分れている分厚いガイドラインを政策し、それに従ってブンデスリーガの再開にいきついたようです。PCR検査も1回だけでなく、複数実施し、これからもPCR検査は継続して行なっていくようです。短期間でこれだけの準備をしてきたブンデスリーガ、そしてドイツという国の凄さに感銘を受けました。

ブンデスリーガはこれからのヨーロッパそして全世界のサッカーを再開する上での基準になるでしょう。

日本でも、緊急事態宣言の緩和が全国的に広がってきていますね。それに伴い無観客でのプロスポーツでの開催は認めますよ!と言う声も聞こえてきましたが、果たして今の日本の体制で出来るのか否か?しっかりとしたガイドラインは必要になると思います。

観る側からとしては、タブレットやテレビなど色んな形で安全を担保された状況で観ることは出来ますが、プレーをする選手たちには安全と安心を一番に担保される形でスポーツ活動が再開されることを祈っております。

サッカーはやっぱり楽しい!

一つ言えることは、
やっぱりサッカーは楽しい。
サッカーは元気を与えてくれます。

ブンデスリーガ再開までに色んな人の努力があったでしょう。苦労があったでしょう。素晴らしい時間を我々サッカーファンに与えてくれて本当に感謝です。

最後にドルトムントがチームで見せた行動は素晴らしかった。無観客の席にいつもと変わらずにパフォーマンスを行う。

やっぱりサッカーっていいね。

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