「仮想通貨」と詐欺
私は、数年前、ある人物の「仮想通貨」のセールス動画を観て
「これは面白いなあ」と思って、一時注目した。
彼が新しい仮想通貨の販売をある国の「政府から依頼を受けて日本で販売する」というものだったが・・・
数年たった今、この通貨は詐欺ではないか?
という疑念の元、訴訟するかどうか?となっているようです。
当時私も、これ買おうかな?と迷っていましたが、妻の反対で踏み切らなくて助かりました。
しかし、ここでお話ししたいのは、当時彼が私たちユーザー向けに出した
「仮想通貨」のセールス動画
これは日本人には眉唾物の「仮想通貨」のことが非常によくわかる説明。
実際に現時点では詐欺罪になっているわけではないので、
これが誰なのか?
何なのか?
ということは明らかにできませんが、当時彼に教わった「仮想通貨」について私なりに説明してみます。
興味のある方は是非お付き合いください。
いろんな説明をYouTube動画などでも聞いてきたが、やはり詐欺に問われている彼の説明が一番明瞭でわかりやすい。
「仮想通貨」は間違い
ここから話は始まります。
正しくは「暗号通貨」という呼び名が正式なもので、「ビットコイン」をはじめ約200種類以上あるそうです。
日本のメディアはなぜ間違いと知りながら、「仮想通貨」という呼称を使うのか?
これは単に「仮想通貨」という呼び名が浸透して「暗号通貨」という正しい名前のことを一般人の誰もが知らないから・・・
そのくらい「どうでもいいもの」としてメディアも考えているからだそうです。
「暗号通貨」の3つの特徴
・万国共通の価値(政府も銀行も介在していない)
日本の通貨は「円」だが、これは日本銀行が発行する「日本銀行券」というもので、日本国内ではほぼ自由に使えるが、外国に行けば、たいていの場合はそのままでは使えない。しかし暗号通貨が浸透していれば、そうした場合にいちいち両替する必要はない。
・ローカルルール上のお金
仮に「人生ゲーム」を5人で行った場合にその場で登場する「仮想通貨」(人生ゲーム上だけのお金)は5人だけの共通の価値観によって生まれてくる。
「暗号通貨」も同様で、どれだけ多くの人が共通の価値観を持つかによって効力を発揮する。
・多くの監視システム
ローカルルール同様に、この監視システムがどれだけしっかりしているかによって、「暗号通貨」そのものの信頼度が大きくなる。
このシステムは「ブロックチェーン」というもので、これを説明するのはちょっと難しいので、ここでは省略する。(私もいまいち理解できていない)
「暗号通貨」の必要性
これは、「暗号通貨」を語るうえで一番重要な部分
「いつでもどこでも誰でもが、どこへでも24時間、安い手数料ですぐに送金できる」
この一言に尽きるのだそうだ。
日本に浸透しない理由
日本に「暗号通貨」が浸透しない最大の理由は
「優秀な銀行システム」
日本人のほゞみんながどこかの銀行口座を保有し、わずかな時間で、わずかな手数料で送金ができる。
外国では、送金から着金まで「3〜4日」かかり、手数料は数千円かかるのが当たり前だという。
また、例えばフィリピンなどの成長国などでは銀行口座を持つ人は全体の
30~40%くらいにすぎないという。
外国に出稼ぎに行っているフィリピン人が家族に送金するには、たいてい
「ウエスタンユニオン」などの送金業者を介して行うが手数料はなんと送金金額の10%にもなるという。
これから日本に必要なわけ
島国で、大きく優秀な市場を持つ日本は、これまではほゞ自国内での流通で社会の基盤が成り立っていた。しかし様々な変化によって、「グローバル社会」への対応が不可欠になるだろう。
交通網も進化して、新幹線での国内移動よりも飛行機での海外移動の方が短時間化しているのもこうした背景の象徴であるという。
日本は今後、縮小化していく国内の市場から海外に目を向けざるおえない。
イギリスやフランスでは1泊2日「オランダツアー」なるものがあるそうで、こうした人気のツアーに気軽に参加するのに、いちいち通貨が異なっていては話にならない。
こうしてユーロ圏では共通通貨「ユーロ」ができたのと同じような事。
世界中に普及するのは決まっている
最終的な彼の結論はこの一言
それにしても彼の最初の「仮想通貨」というのは間違い!
という掴みから導入、使わなくてはならない理由はとても分かりやすく
思わず取り込まれてしまう。
物事を本当に知りたかったら、小難しい先生から教えてもらうよりも
詐欺師に教えてもらうのが一番わかりやすいのではなかろうか?
最後に彼は堂々と言う
「暗号通貨の95%は詐欺・・・
でも残りの5%は本物・・・
この5%の本物がこれからの世界を席巻する。」
だとさ・・・