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占いの王道「四柱推命」と占星術の基礎「宿曜占術」

なんでもそうですが、「好き」「興味がある」ということには人間「探求心」のようなものが芽生えます。占い書を相当量読み込んできましたが、すぐにやめてしまいたくなるほど小難しいものがあります。私はこれまでに読んだ多岐にわたる占術から、「四柱推命」と「宿曜占術」、この互換性のない二つの占術をいつも使っています。その理由は①わかりやすい②的中率が高い、ということです。この2つの特性を生かしながら、わかりやすく占っていきたいと思います。

四柱推命で「性格」「目標」「時期」を占う

四柱推命では、日柱(生まれた日の干支)で「性格」特性を判断します。この占いは「陰陽5行説」から成り立っています。5行は木・火・土・金・水の5つ、陰陽はプラス・マイナス、この組み合わせから10個に分類ができます。最初に日柱で見ますといいましたが、年柱・月柱・日柱・時柱の4つがあります。例えば私は昭和42年生まれ、丁未(ひのとひつじ)の年生まれですが、このときの未(ひつじ)は関係ありません。問題は丁(ひのと)です。「ひのと」の「ひ」は先程の5行の火にあたります。「と」は陰陽では陰(「えと」の「え」は陽、「と」は陰)火のマイナスである丁(ひのと)が私の年柱になります。私の場合こうしてみていくと月も「丁」日が「丙」(ひのえ)時は不明です。こうしてみるだけで火の気が多いようです。どうして日柱を観るかというと、鑑定上は日柱がその人の70%以上を構成しているといわれているからです。その他3つの要素は合わせて30%以下ですので、おおまかな鑑定では日柱だけを観ます。導かれた日柱はさらに6つに分類できます。私の場合には日柱の干支は丙(ひのえ)です。火の陽(プラス)です。丙の日柱を持つ人は「太陽」にあてがわれます。因みに丁は「生活で使う火(ろうそくの火や、街灯の火など)にあてがわれます。「太陽」の中でもさらに6つの太陽のいずれかに分類されます。「外国まで照らす太陽」もあれば「真冬の太陽」など、私の場合は「山に沈みかかる夕日」ということでした。先日お亡くなりになられた「志村けん」さんと同じでした。

次に「中心星」というものがあります。私は中心星でその人の「目標」(生きていく上でのスローガン)がわかると思っています。「この目標に従った生き方をする方が自分らしく、また成功も納めやすい。」と考えています。中心星は専門書の早見表で確認するのですが、10個の星「比肩」「劫財」「食神」「傷官」「偏財」「正財」「偏官」「正官」「偏印」「印綬」に分類されます。たとえば、私の「中心星」は「傷官」です。この生まれの人には反体制の雄が多く(官に傷をつける)、何かを生み出す能力があるといわれています。従って文筆家や作曲家などに多いといわれています。サザンの「桑田佳祐」さんやスマップの「中居正広」さん、自民党の「石破茂」さんなどが傷官です。もう一つ例を出すと、うちのおばあちゃんは「偏財」です。偏財は正財と同じく財星ですので、お金にこだわって生きていく方が自分らしく成功しやすいということ。さらに偏財は偏った財星ですので、安定収入よりも一攫千金のように一気に稼ぐタイプが多いようです。芸能界には偏財の人が多く、「明石家さんま」さん「千原ジュニア」さん「出川哲朗」さん「松任谷由実」さん「小室哲哉」さんなどが偏財です。

また四柱推命では10年単位の「大運」という運勢の流れを観ることができます。これは人それぞれ違いますので、ここで例は出ませんが、中年運か晩年運か?ということを、年齢まで詳しく見ることができます。私の場合には金銭・仕事的には54歳〜20年間ようやく開ける運のようです。

宿曜占術で相性を占う

続いて、インドから伝わった「宿曜占星術」の説明をします。文字どおり「宿命」と「曜日」の組み合わせによって、その人の性格傾向、相性などを占っていきます。宿命は27宿あります。インターネットで調べることもできますので、自分の宿命を知っておくのもいいでしょう。中でも相性についてはこの宿命を使った判断はいずれの占術よりも確率が高いと思います。前述の四柱推命の日干でも相当な確率で判断できますが、27個の宿命の方が私の見解では的中率が高いのではないかと思います。この占術が永年人々に浸透しなかったのは的中率が高すぎて、皇帝が門外不出にしていたと記述されていました。また、性格判断をするばあい、宿命によっては曜日だけでなく時間も必要になってきます。例えば私は「斗宿」という宿命の「金曜日」生まれですが、斗宿の場合には午前6時前かそれ以降の生まれかによって結果が変わってきます。そこまで詳しくわかりませんのでその場合にはいずれか近い方をいつも選んでいます。でもそれだけ詳しく細かく占うことで結果の的中率が上がるのでしょう。



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