今夜きみが怖い夢を見ませんように
2018年9月27日(木)
道頓堀ZAZAHOUSEで開催された
いなかのくるま単独ライブ
「ジャンピングカー“今夜きみが怖い夢を見ませんように”」
に行ってまいりました☆
実はこのポスターは読み聞かせしてあげているのではなく、木佐さんが勝手にちろるさんの家に不法侵入して勝手に読み聞かせしているんだそうです☆
今回も満席だそうで、たくさんのお客さんが2人の登場を待ち望んでいました☆
毎回男性のお客さんもいる印象ですが、今回は初めていなかのくるまの単独ライブを見に来たというお客さんが多かった印象☆
私は4回とも皆勤です☆
HAPPY BIRTHDAY「イチャイチャチュッチュキャピキャピラブラブスリスリドキドキ」がサビで段々と大きな音になっていきます☆
(長いタイトルですがコピーせずに打っています☆)
それにつれて段々と暗くなっていく会場☆
2人が登場し、まずは今回の単独ライブまでの木佐さんの競り市のような手売りをちろるさんが指摘します☆
そして漫才へ☆
1本目が終わるとかわいらしいオープニング映像が流れました☆
そして2本目、3本目と5〜6分ほどの新ネタ漫才を披露していきます☆
そのあとは舞台上に木佐さんのみがスポットライトに当たる中、映像をお客さんと見る企画に☆
なんでも、ちろるさんが内緒で撮ってきて、木佐さんもまだ見ていない映像のクイズをお客さんと一緒に考えるという企画☆
ちろるさんの撮ってきた映像クイズは「私の服じゃないのは誰でしょう」
1度着た服は2度と着ないと周囲から言われているほど、服をたくさん持っているちろるさんが、周りの芸人をコーディネートして、そのうち自分の私服のままの芸人は誰なのかを当てるという企画☆
どの人も実際にその人が普段から私服で着ていそうなコーディネートばかりで会場のお客さんたちも迷っている様子(たくろう赤木さん以外)☆
木佐さんは見事センリーズきたしろさんだと正解☆
さすが普段のちろるさんを見ているだけありますね☆
4本目、5本目と新ネタ漫才を披露し、木佐さんの映像クイズにちろるさんが挑みます☆
木佐さんの撮ってきた企画は「誰に遭遇するでしょう」
Zeppなんばから漫才劇場まで自転車で移動し、最初に出会う芸人は誰というもの☆
なんと選択肢は12択☆
中には木佐さんとは関わりのないような大先輩芸人の名前も☆
正解VTRが始まるとちろるさんとお客さんは騒然☆
なんと、その大先輩芸人と偶然、遭遇したのです☆
しかしビビって挨拶できなかったため、無しに☆
そして漫才劇場付近で中山女子短期大学さんと遭遇☆
(なぜかスマホを咥えていましたが☆)
ちろるさんは不正解でした☆
そして6本目の漫才でネタは終了☆
今回のネタは今までの単独ライブよりもクオリティが更に高かった気がします☆
そこからは秋の4番勝負と題して、木佐さんとちろるさんが対決するコーナーに☆
最初は読書の秋ということで小説の冒頭からタイトルの穴埋めをするコーナーに☆
ちろるさんは悪い想像力が働いて、いけないタイトルを答えますが不正解☆
木佐さんは文脈から想像し、なんと2問とも正解☆
2問目の「監禁面接」を当てた時には客席から悲鳴が☆
このポスター「監禁面接」の伏線回収か?とも思えてきます☆
次は芸術の秋ということでベレー帽を被り苦悩した芸術家になってノールックでボツ作品を丸めてゴミ箱に投げ入れるというもの☆
苦戦する2人でしたが、なんとか木佐さんが入れて勝利☆
次は食欲の秋ということでグルメレポート対決☆
しかしレポートしにくい食べ物をきちんとしないといけないという対決です☆
ちろるさんはお寿司でルンルンでレポートを始めます☆
しかし大量のわさびが入っていて悶絶し、叫び声をあげてしまいます☆
木佐さんはただのレモンまるごと☆
懸命に頬張りますが苦悶の表情を見せます☆
皮ごとかぶりつこうとして歯が折れてしまいそうになる一幕も☆
これはちろるさんの勝利☆
最後はスポーツの秋ということで、椅子取りゲームの音楽に合わせて綱の周りを回って、音が止まったら綱引きを始めるという瞬発力が必要なコーナーに☆
木佐さんの回る動きに客席からは笑い声も☆
綱引きの結果はちろるさんの勝利☆
木佐さんは戸惑いすぎてちろるさんと同じ方向の綱を持っていました☆
さらに勢いよくしゃがみすぎて衣装のスーツのズボンが破れ、パンツが丸出しに☆
トータル3対2で木佐さんが勝利してコーナーは終了し、単独ライブは終演しました☆
あっという間の1時間だし、ネタ6本、映像、コーナーと詰め込まれたボリュームが凄かったです☆
9月単独ライブのお客さん投票の結果は
1位 L(2本目)
2位 釣(1本目)
3位 海(6本目)
4位 亀(4本目)
5位 方(5本目)
6位 ス(3本目)
だったそうです☆
私は1位と4位のネタに○しました☆
使われていた音楽ですが
客入れ
あいみょん「満月の夜なら」
関ジャニ∞「モノグラム」
HAPPY BIRTHDAY「イチャイチャチュッチュキャピキャピラブラブスリスリドキドキ」
漫才①出囃子
関ジャニ∞「NeverSayNever」
オープニングVTR
Mrs.GREENAPPLE「StaRt」
漫才②出囃子
2「ケプラー」
漫才③出囃子
関ジャニ∞「ココロ空モヨウ」
漫才④出囃子
BURNOUT SYNDROMES「ナイトサイクリング」
漫才⑤出囃子
関ジャニ∞「咲いて生きよ」
漫才⑥出囃子
ずっと真夜中でいいのに。「秒針を噛む」
コーナー前
関ジャニ∞「情熱Party」
エンディング
Brian the Sun「同じ夢」
で、今回も曲に想いが込められていましたね☆
関ジャニ∞はちろるさん、それ以外は木佐さんセレクトということで
木佐さんが選んだ曲はタイトルに合った、夜や夢を連想する曲ばかり☆
そして開演時に大きくなっていったHAPPY BIRTHDAY「イチャイチャチュッチュキャピキャピラブラブスリスリドキドキ」ですが、この曲が収録されているアルバムのタイトルこそが「今夜きみが怖い夢を見ませんように」なんですよね☆
歌詞に「まだ眠るのは早いわ」なんてフレーズもあります☆
さらにそれだけではなく、このバンドの作詞作曲とボーカルを務めているのが坂口喜咲(きさ)さん☆
いや〜、実に細かい☆
どこまで綿密に考えられているのでしょうか☆
2本目のネタの出囃子の2「ケプラー」ですが、2というバンド名だから2本目にしているのもあると思うのですが、ケプラーというのはヨハネスケプラーという天文学者の名前で、ケプラーの法則なんかが有名ですよね☆
ケプラーというのは人の名前だけでなく、地球にそっくりの惑星が「ケプラー452」という名前がつけられています☆
そんな壮大な話よりも今は目の前にいる君に恋してるという内容の曲なのですが、まさに目の前のお客さんを笑わせたいという単独ライブだったなと思います☆
さらに最後のネタの出囃子のずっと真夜中でいいのに。「秒針を噛む」ですが、この曲の歌詞の解釈として、かけがえのない時間が残酷なほど当たり前に過ぎていく様なアンニュイな気持ちにさせる単調なイントロ、そしてこの曲の歌詞から察するに2人はまともな関係ではないことが伺えるでしょう☆
恋愛に置き換えると不倫ですね☆
だからずっとは近くにいられないわけで、遠くから「“今夜きみが怖い夢を見ませんように”」と祈っているのではないでしょうか☆
さらにタイトルにもなっている秒針を噛むというのは時計を止めたいほどかけがえのない時間ということだと思われます☆
そんな単独ライブにしたいという気迫も伝わります☆
いなかのくるまの単独ライブではおなじみのBrian the SunとBURNOUT SYNDROMESの曲も使われていました☆
しかも前回と同じ場所で違う曲がかかっていました☆
エンディングで使われていたBrian the Sun「同じ夢」ですが、
「君にもう会えないなら僕は意味を探さなきゃ」という歌い出しが、客席に置かれていたインタビューとリンクしますね☆
さらに同じ夢を見たいというのが「“今夜きみが怖い夢を見ませんように”」と繋がってきますね☆
誰しも怖い夢は見たくないですからね☆
2人で明るい未来を見よう、いい単独ライブだったと思います☆
このクオリティの新ネタ漫才6本、疲れることもない丁度いい長さの毛色の違うVTR、盛りだくさんコーナー、この単独ライブが満席とはいえ即完売しないのが不思議なほど☆
毎回単独ライブに行っていますが、毎回新ネタも力が入っていますし、単独ライブごとに少しずつ構成を変えていて、色んなことを吸収しようという気持ちが伝わってきます☆
次回は10月23日(火)に19時から先輩ゲスト2組を呼んで新ネタとコーナーの主催ライブを道頓堀ZAZAHOUSEで行うそうですね☆
いなかのくるまpresents「ドライビングスクール〜Let's HalloweenParty〜」もちろん私は行かせてもらいますよ☆
なにやら単独後のツイートで意味深なことも仰ってましたし、ますます今後のライブが楽しみですね☆