田舎者恋をする(恋愛編)
どの面下げて帰ったのかは覚えてないが、坊主で帰ってきたキャプテンを、温かくも冷たくもなく迎えてくれ、復帰を果たした。
そして、停学中に各クラスの文化祭の「売り」を何にするかの、話し合いがクラスでもたれていたらしい。しかし、誰かが言った
「門田が帰ってきてから決めんと!決めれんろ!」
細胞レベルで泣いた
・゜・(ノД`)・゜・
4月のクラス替えからまだ5ヶ月足らず。中学の時ほどの一体感は、色々心の成長もありクラスにはないけれど、坊主には
毛根 ないい サプライズ他にないぜ(´Д⊂
やっべぇぞ。。
突然の停学から、停学明けで坊主で登校とか、本当に死刑に近い状態で、苛められ(弄られ)てもおかしくないこの状況。心に染み入りました。
そして、クラスを三つのグルーブにわけ、
肉まん屋さん
バルーンアート屋さん
もひとつ忘れた(笑)
での、クラス運営となった。
全然関係ないのだが、その時期にテレビでバレーボール世界選手権の放送がされていた。
バレーボール世界選手権とは
バレーボール世界四代大会の一つであり、まあバレーを知ってる人なら、知っている大会なのだ。。
その中で、シンデレラボーイとして当時度々取りざたされていた、加藤陽一という選手がいた。
大学生ながら日本代表として、毎夜お茶の間をわかせていた。その、加藤陽一選手があの!バスケ部のキャプテンはたいそうお気に入ったみたいで、昼休みになると同じバスケ部の友達を連れて、一緒にバレーボールをする様になった。
内心、靴下で戯れる程度なので激しくはないが、
スカートでも捲れればいいのに。
と思いながら、バレーボールを楽しんでいた。
二年に一回のこのイベント。年によって、体育祭二回、文化祭一回の生徒と、文化祭二回、体育祭一回の生徒にわかれる。
我々は、文化祭一回の年回り。つまり、最初で最後の学校イベント!!
部屋の装飾や、道具の調達、イベントの運営など校内は色めき立っていた。授業終われば部活や下校をする生徒も、この時期は教室に残り、色々な作業や交流を深めていった。
そう。目標に向かって一致団結することや、普段見れない姿を発見するのは、必ず校内イベントの時だ。
クラスも階も違う、あの彼女のクラスは一体何をするのだろう。。。
これはコミュニケーションのチャンスではないか?
ある時、それとなく聞いてみた。
ワシ「文化祭なにやるが?」
女子『オリジナルジュース屋さん』(うろ覚え)
ワシ「それ美味いが?大丈夫かえ?」
女子『美味しいきぃ!飲みにきてみぃやー』
................
(おや?...これは??.....誘われてる..のか!?)
【 ドーテー脳(笑)】
ワシ「しょーがないきいっちゃろうか(ドキドキ)」
女子『そっちは何するが?』←特に気にしてない
ワシ「バルーン屋さん」
彼女『風船?なんか作れるが?』
ワシ「今、練習中よ」
彼女『何か作って♪』
ワシ「お...おう..(ドキドキドキ)」