地方創生は皆で決めるとダメ
さて、今日はコチラのブログについて。
なぜ地方創生はみんなで決めるとダメなのか
何かを変えねばならない時、合意形成は必要?
詳しい内容は、上記を読んでもらうとして、移住者や田舎に関わる方々に置いて、少なからずこのジレンマの経験はないだろうか。
■合意形成
多様な利害関係者の意見の一致を図ること。特に議論などを通じて関係者の根底にある多様な価値を顕在化さ せ、相互の意見の一致を図る過程のことをいう。
昔はこれで良かった、そして取りまとめるリーダー、先槍が居た。
「あんたが言うなら...」があった。
けれど、現在そんな先槍たちが高齢化し、地域には未だに次の世代の適任者がいない所がいくつもある。つまり、「やろう!!」と言ってきていた人たちが、やれなくなってきている。だから
「で...誰がやる??」
中山間を始め、田舎はいまだに年長者の意見が絶大である。
その地区を、支え引っ張ってきた方々の意見は無視できない。その奥には、さらにややこしい色んな問題なども潜んでいてここでは一言で伝えきれないが、要は何かをするにしても、ちっとも進まないのだ。
本当に全員の合意が必要だろうか??
と、つい口にしてしまう。
今、まさにその壁に直面している。
物事を先送りに出来るほど、余力も時間も残されていない所も多い。けれどそんな場所ほど、意見がまとまらなかったりする。
農業や自営業者は働き者であり、そんな人達が田舎の中心を担い支えてきた。農業などは生涯現役の労働ではないかと思うくらい皆働きものである。尊敬しています。だからこそ、気持ちも現役なのである。
あくまで、全員を刺した意見ではなく、そういう人も多いという意見に留めていただいて(^_^;)
思い出してもらいたい。
自分の子どもが、初めて立ちあがろうとする時、何をしますか??
手を差し伸べますか??
「頑張れ!!」と声を掛けますか??
ビデオを用意しますか??
お子さんの周りにある危険なものを取り除きますか??
もちろん、これは我が子に対する愛がこもった行動です。
間違っても、
「筋肉の使い方がなってなーい!!!」
なんて怒る親はそうそういないと思います(笑)
状況は様々だと思うのですが、文中にもあるように
話しあいや調整ばかりして、挑戦する人々を潰すのではなく、挑戦する人を尊敬する。そのことから始めると、地域における取り組みは、もっと飛躍的に面白くなっていく。
この中には、それまで支えて来てくれた人々への、尊敬の念ももちろん忘れてはいけないと思うし、自分の為だけでなくその人々の為に行う事でなければ絶対いけないと思います。
この記事を見、そして色んな地域の声を聞く限り、問題の本質はどこも本当に同じだという事が良く分かります。
つまり、課題が一緒なのであれば、もっと解決案やアイディア、はたまたビジネスにもなるんじゃないかと感じます。
これからの地方創生、我々の出来ることはまだまだ沢山あるんだと痛感しました。