世界一周振り返り
4大陸16カ国27都市を周遊した世界一周が完結しました。
今回は、世界一周を通して感じたことを大きく3点つづっていこうと思います。
長くなってしまいましたが、よければ読んでください!
日本とは全く違う暮らしをしている人たちがいる
日本に世界一周を行くまでは21年間日本で暮らしてきました。
途中シドニーやサンフランシスコに留学をしていましたが、基本的には日本でずっと暮らしてきました。
日本に住んでいると家があって水が飲めてお湯でシャワーが浴びれてetc
そんなことは当たり前にできるし、それが日常すぎてあまりそこに関して考えたこともありませんでした。
ただし、世界一周をしてみてそこができない国ってたくさんあります。
今回の世界一周でいうとエクアドルとか世界一周前に行っていたカンボジアとか。
ホテルでもお湯が出ないところもあるし、電気が不安定で停電が日常茶飯事に起きています。
ライフルを持った人が街をうろうろしていて、夜はもちろん怖くて歩けません。現地の人も同じく夜には出歩きません。
親が子供の腕や足を切断して、かわいそうな子のためにお金をください。って頼んできます。
日本にいたら考えられない世界を目の当たりにして、こういう場所もあるんだ。と感じました。
世界のニュースがテレビで流れていますが、なかなか頭に入ってきません。
目の当たりにできて僕の頭に深く刻まれました。
人種、宗教差別はまだ世界各地で残っている
人種差別、宗教差別が世界ではまだ根強く残っていることを感じました。
まずは人種差別ですが、これはバリにいたときの話。
僕が街の中を歩いていると後ろに欧州系の2人が歩いていました。
2人は会話をしているのですが、がっつり会話の内容が聞こえてきます。
内容としては、
俺たちの嫌いなアジア人が旅行しにくるな。
近くにいるだけでイライラする。
といった内容。
僕のことを指していたのか、アジア人全体のことを言っていたのかはわかりませんが、僕の耳にしっかりと聞こえてくるくらいのボリュームでそんな会話をしていました。
バリもアジアだし、アジア人がいるのは当たり前だと思うけど。。。
と思いながらも寂しくなりました。
オーストラリアにいたときも日本人の友達はオーストラリア人にアジア人だからと言って卵を投げつけられたそう。
世界各地がBlack Lives Matterで騒いでいるのも人種差別をする人がいるから。
ほかにも人種差別を感じる機会はありました。
逆に日本人を快く受け入れてくれたのは南米。
日系の人が多く住んでいるということもあってか、かなりフレンドリーに接してくれました。
気さくで情熱的な彼らが大好きになりました。
宗教に関しては、僕自身の考えが大きく変わりました。
僕にはシドニーで仲良くなったアラブ首長国連邦の友達カリッドがいたのでシドニーにいるときから考えが変わり始めてはいたのですが、今回の旅で完全に変わりました。
イスラム教について、日本の報道を見ていると怖いイメージを持ってしまう人が多いかと思います。僕もそのうちの一人でした。
テロとかイスラム国のことばかりニュースでやっていいことはあまり報道されないから怖いイメージがついてしまうのかと思います。
なんとなく怖いなというイメージを持っていた僕ですが、カリッドと出会ってからそのイメージは変わっていきました。
彼はイスラム教徒です。お祈りを毎日5回欠かさず行い、ラマダーンには断食を絶対にします。敬虔なイスラム教徒です。
慈善活動に熱心で、誰の言うことも真剣に聞きそれについて意見します。
僕にもよくしてくれて、よく食事に行こうと誘ってくれて楽しく会話をします。
僕が想像していたイスラム教のイメージが彼からは全く感じられません。
そして、実際にアラブ首長国連邦に行ってみると、道に迷ったとき、電車の乗り方がわからなかったとき、絶対誰か話しかけてくれます。
困っている人を助けるというのがイスラム教の教えらしく、その優しさに感動しました。
日本で外国から来た人が道に迷ってたら僕は声をかけるだろうか?
自分に置き換えて考えるとその素晴らしさを改めて感じました。
みんな笑顔でおしゃべりをしていて今まで持っていた怖いイメージというのは完全に払しょくされました。
テロとかイスラム国に加盟している人たちは本当に一部の過激派のみ。
これも実際に行ってみてわかったこと。日本にいるときからなんとなく全員が怖いわけではないと思っていたけど実際に来てみてその認識は完全なものになりました。
見たことのない景色がたくさんある
日本には、綺麗な景色がたくさんあります。
富士山、沖縄の海、大都会東京。
ほかにも世界遺産に登録されている場所や絶景スポットがたくさんあります。
日本はきれいなところがいっぱいだし、そんな国に生まれることができて幸せです。
日本と同じように世界には、その国独自の絶景や歴史的遺産などがあります。
やっぱり絶景と言って思いつくものはウユニ塩湖。
世界一周の中で視覚的なインパクトは一番ありました。つらかった高山病が一気に治りました。治癒効果まであるんです(個人差があります。)
その他、マチュピチュやレインボーマウンテンなど南米には絶景と感じるものが多くありました。
都会の絶景でいうと、アラブ首長国連邦。
全てがゴージャスで世界一のタワーは圧巻です。
負の遺産としてはドイツのザクセンハウゼン収容所。
アウシュビッツの門にも記載のあった『働けば自由になる』が頭に深く残っています。
ドイツにあったユダヤ人博物館も印象的です。
どれも日本にいたら見ることができなかった景色です。
インパクトの強かったこれらの景色は今後も僕の中で色褪せずに残っていくと思います。
最後に
僕の個人的な感想を最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の世界一周では、感じることが多くありました。
考えが変わったところや驚きを与えてくれたところ、単純に楽しかったこと、つらかったこと、すべてがよい経験になりました。
次はいつ世界を周れるかわかりませんが、数年以内にはこうやってまた世界を周れることを目標に暮らしていきます。
次の記事からは、いろんな大陸のランキングなどをアップしていきたいと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?