こんな時期だからこそ!本を読んで旅行気分!
はじめに
現在2度目の緊急事態宣言が発出されており、期間延長も発表されました。
そんな中、海外旅行にはもちろん行けませんし、いつ海外への渡航が解禁されるかもよくわかりません。
そこで!気持ちだけでも海外旅行気分を味わいたいということで僕が読んだ本のなかで海外へ行かずして旅行気分を味わえる本を2冊紹介したいと思います。
① 旅のラゴス(筒井康隆 著)
4年前くらいに読んだ旅のラゴス!
『時をかける少女』の作者としても知られている筒井康隆さんの作品です。
口コミから大ヒットしたこの作品は、現在でも死ぬまでに読みたい一冊としてランキング上位に入ることもあります。
内容としては、ラゴスがいろんな人と出会いながら生涯をかけて旅する物語です。
過酷な旅をしていく中で人と出会い、喜怒哀楽を感じ、進んでいく様が人の人生と重なる部分があり、物語にどんどん引き込まれていきます。
主題としては、『変化を恐れず新しいことにチャレンジしよう』かな?
まさに新しいものを求めて旅に出る人にはおすすめな一冊になるかと思います。
最後まで読んでも答えが出ない点も名作と言わしめる所以かもしれません。
この機会に是非一度お手に取って読んでいただければと思います!
② サヨナライツカ(辻仁成 著)
この作品も読んだのは5年ほど前です。
舞台はタイのバンコク!
バンコクの町や料理の描写が具体的で、まるでバンコクにいるようです。
読んでいる間、頭の中だけバンコク一色になっているっていうのが気持ちよくてどんどん読み進められました。
バンコクの雑踏の中に世界的に有名なオリエンタルホテルがあり、オリエンタルホテルを中心に物語が進んでいきます。
そして内容も面白いと感じました。
内容としては、バンコクへ出張した既婚男性がバンコクで一人の日本人女性に出会い、惹かれていきます。
しかし、男性には日本に奥さんがいるということもありどんな決断をするのか。今後の二人はどうなっていくのか。
そして小説の最後にこんな問いかけ。
あなたは死ぬとき
愛されたことを思い出すか?
愛したことを思い出すか?
人を愛することとは何か。人生における選択について考えさせられます。
バンコクで繰り広げられるこの物語を是非この機会に!
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この2冊は今でも時間があるときに読んだりする作品で読んでいるだけで旅に行った気分になります。
つたない紹介で魅力が伝わらなかったかもしれませんが、この旅行に行けない時期でも感じれるちょっとした楽しみを是非皆さんにも感じていただければと思い、紹介させてもらいました!
以上、旅行気分になれる小説の紹介でした。