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井中蛙の映画感想55! 2024/6/16(日) 【特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター】※ネタバレ注意

【特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター】
 鑑賞日:2024/6/16(日) 
 視聴方法:劇場(109シネマズ川崎)

 デカレンジャーは数年前に東映オフィシャルYouTubeで配信を追う形で全話見ており、過去に劇場版の感想とかも書いてたりしてたんだけど、結構好きな作風だったので今回の20thも映画館でやってるうちに是非見ておきたいと思い鑑賞。このために10yearsやスペスクも予習していったけどそっちも面白かった。

・デカレンジャーは毎回違う犯罪者を追いかける一話完結もので、最終回以降も悪の組織を倒して終わりではなくずっとアリエナイザーとの戦いが続いている設定ということもあり、後年の客演やVシネマでも基本的にいつものメンツが現役バリバリで先週までテレビシリーズをやってたかのように活躍する雰囲気がすごくいい感じだな、と関連作品を追う中で感じていた。

・今回の20thも「あいつらが久々に帰ってきた!」「20年ぶりの超大作!」みたいな派手な作風というよりは、「テレビシリーズが20年続いていたと仮定して、シーズン20くらいのうちの1話を映像化してみました」みたいな、どっちかというと実家のような安心感を感じられる作品なのが良かったです。

・今回デカマスターが変身しないのは若干不完全燃焼感があれど、ウメコのお風呂、センのシンキングポーズ、ジャスミンはエスパーである、相棒って言うな、ナレーションの古川さんのメタ発言etc、とりあえずデカレンの周年記念作ならこれは抑えとくべきっすよねというアレはだいたいやってくれるのでそこは満足。

・敵ヒロイン役の黒川芽衣がロボタックのミサキちゃん役の人だったの見終わって言われて気づいた。

・ロボ戦の有無は戦隊と仮面ライダーの大きな差別化ポイントだと思うので、新規CGでデカレンジャーロボを動かしてくれたのはかなりナイス。

・テツ役の吉田さんが町おこしの仕事の一環で高知ロケの誘致にだいぶ尽力された、というのを事前にYouTubeの関連番組で見ていたのですが、思いのほか作中の高知パートが観光地紹介バリバリなのは笑ってしまいました。でもこういうキャスト手作りのご当地ムービー感があふれる作風はイイね。

・こういう記念作は出るのが当たり前ではなく、キャストとファンの熱量が相当無いと作られないものだとはわかっていつつも、デカレンジャーなら30thとかまたやってくれそうな気がしてるので、今後の動きも期待してます。

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