【日本最後のヒノキヒモ職人と語るツアー、やります。7/11か7/14のどちらか@和歌山県高野町】
内容
※ヒノキヒモとは
かつて植物を削った薄板(経木)や竹の皮などで食品を包んで、それをさらに縛るのに使われていたヒノキから作られる紐です。ナイロンや輪ゴムや機械削りにとって替わられて、手作業で削るのは、もう日本でここだけ、夫婦二人だけになりました。
消耗品ではありますが、ヒノキの80年以上の銘木を買い付け、自作の湿度を調整できるムロに保管し、特注のカンナで非常に薄く、薄さと強靭さが両立するよう木目に刃をあてて削ります。素人が見ると、見た目はカンナで削っているだけですが、全ての過程に於いて、工夫と技術が組み合わさっています。
そんな日本最後となったヒノキヒモ職人夫婦の工房で仕事姿を見学し、工房で皆さんと語ります。
職人が高齢のため、コロナ禍が一段落した今であること、そして外から見てもわかるくらいにどんどん体が少しずつ弱ってきていて、来年にはどうなっているか分からないので、本気で興味ある方に、職人の姿を、生き様、技術を、今のうちに感じて頂きたく思い、今回開催致します。
体調的に来年は開催出来ないかもしれません。
普段は問屋を通じてのヒノキヒモの出荷のため裏にいる職人の姿に気づくことはなく、工房に連絡しても買うことはできません。
本気で興味ある方のみ受け入れます。
日時:
7/11か7/14のどちらかの午後、2時間程度
※日時の確定は職人の体調を優先し、開催日が近づいてから職人に再確認の上、7/5以降に連絡します。13時〜17時の間で2時間程度。
参加条件:
職人を見せ物にしたくはないので、
・何らかの形で木に関する仕事(ものづくり)をされていること
・または、なんらかの手仕事をされていること
・または、木や木工品、林業に対して強い関心や学びの気持ちがあること
・2日間のうちどちらになっても来れる方
・車で来れる方
・当日ずっとマスク装着できる方
に該当する方のみ対象。参加申込時に後ほど確認連絡致します。
定員:
先着3名程度
参加費:
5000円
※申込み受付後に、別途イベントページからクレジットカード払いで先払い
集合場所:
和歌山県伊都郡高野町東富貴。細かな住所は参加者にのみ連絡します。