【狩猟日記】ハンター1年目#3【長州ジビエ団狩猟学校】
休日ハンターのちょーすです。
長州ジビエ団の狩猟学校に参加しています。
長州ジビエ団狩猟学校
長州ジビエ団狩猟学校は長州ジビエ団が行っている狩猟学校です。
地元の新聞等にも取材されています。
特徴としては、事前の作戦会議を全員で行い、山がどのような状況にあり、おそらく獲物がこのように動くから、ここにシガキを配置するということを分かりやすく共有して動きます。
また、装填・脱包については、しっかりと無線で報告するようになっています。
時間があれば、狩猟が終わった後に、一緒に山を歩き、山の見方のレクチャーもあります。
出猟
午前中は全く獲物が通らず、姿を見ることもありませんでした。
午前で上がる方も居たため、午後はシガキの配置を変えて行いました。
しばらく待っていると、左の方から猟犬の鳴き声が聞こえてきて、その後、丁度写真の真ん中のちょっと上あたりを左から右へ2頭の鹿が猛スピードで走り抜けていきました。
私も発砲しましたが、残念ながら当たりませんでした。
その鹿は私が逃してしまいましたが、別のシガキに構えていた方がしっかりと止めを刺していました。
身体は大きく、3歳くらいの雄ですが、角が枝分かれしておらず、変わった個体でした。
山歩き
その後、シガキを敷いていた山を歩きました。
足跡が綺麗に残っていました。
猪が雨宿りをしている崖で出来た窪みがありました。
その近くにはヌタ場もあり、ヌタ場で身体に付けた泥を取るために擦り付けた跡が竹に残されていました。
長州ジビエ団の団長の財滿さんはここで木化けして隠れていたところ、横からいきなり鹿が出てて、鹿と一緒にびっくりしたそうです。
ここには木の幹で鹿が角を研いだ跡が残っていました。
綺麗な通しがあります。
写真では見えづらいですが、その近くに鹿が糞をした跡が残っていました。
道路から見てもあまり分からない痕跡ですが、実際に山を歩くと様々な痕跡が残されており、これらの情報を基に狩猟をする際には作戦を立てていきます。
まとめ
鹿は非常に音に敏感なので、狩猟中の写真は中々撮ることが出来ませんが、実際に狩猟をした山を歩き、その山がどのようになっているのかを知れると、次回以降の作戦に参加するのがより面白くなります。
狩猟チームはそれぞれの地域でありますが、その中の体制等がどのようになっているかは他の狩猟チームに参加しないと、その良し悪しが分からないので、もし、その地域や周辺に別の狩猟チームがあれば、是非他流試合をしてみると違いが分かって面白いと思います。
色々な狩猟チームに参加していく中で、自身に合った狩猟チームを探していくことが大切だと思います。