【博多駅在来線5番・6番のりば】明鏡志水【淡麗らぁ麺】
うまいもんハンターのちょーすです。
博多駅ホームに期間限定のラーメン屋が出来ました。
オススメ度:★★★☆☆(博多でラーメンですが、塩・醤油ラーメン!)
明鏡志水
博多駅在来線ホームの5番・6番のりばにポップアップショップが出来ています。
2021年6月30日まで「明鏡志水」という淡麗らぁ麵のお店が入っており、「日本料理人かつくる澄みきった一杯」で1日限定100杯となっているようです。
この場所はJR九州フードサービスが管理する「博多駅ホームポップアップショップ HOMEGOROK」というようで、2021年7月からの第二弾の出店者の募集もしているようです。
席はカウンター席での立ち食いのみで、定員は7名くらいです。
カウンターに着くと、こだわりや想い・紹介の紙が貼られています。
外務大臣賞の受賞歴もある料理人のようです。
3ヵ月の期間限定営業のために作られたラーメンです。
九州各県の素材を1杯のラーメンに込めています。
天然塩と卵:福岡県より
煮干し:佐賀県より
発酵調味料:熊本県より
鰹節:鹿児島県より
原木椎茸:宮崎県より
お野菜とお米:大分県・長崎県・山口県など
器:東峰村小石原
思いも込められています。
スープにインパクトが欲しい方は「ゆず七味」「胡椒」を足すようです。
シェフの紹介もあります。
「パリ大使館公邸料理長」や「神の雫」への取材協力をされてきた方のようです。
36歳と年齢も近く、勝手に親近感を感じていますが、凄い料理人の方です。
カウンターには黒胡椒とゆず七味が置かれています。
ラーメンに粗挽きの黒胡椒を掛けるのは他ではあまり見かけません。
メニュー
塩・醤油・味噌の3種類のらぁ麺とつけ麺、そして生姜鶏めしのみで、飲み物はサッポロ黒ラベルと黒ウーロン茶です。
「味噌らぁ麺」は8時から10時までの限定です。
期間限定店舗であり、店舗面積も狭いため、商品数は減らしているのでしょうが、本当に無駄なものは一切無いという印象です。
後日、訪れたところ、券売機のレイアウトが変わっていました。
新たに「明鏡志水"LUXE(リュクス)"」と「明鏡志水"PURE(ピュア)"」いうらぁ麺が増えています。
食券を購入して、着丼を待ちます。
特製塩らぁ麺
塩らぁ麺を頂きました。
スープは綺麗に澄んでいますが、出汁もかなり効き、重層的な味となっており、コクや旨味が深く、味にかなり奥深さを感じます。
麺は細ストレート麺で澄んだスープにとても合っています。
チャーシューは鶏モモ肉と鶏ムネ肉の2種類があります。
鶏モモ肉のチャーシューは脂身の旨さを感じました。
鶏ムネ肉のチャーシューは非常に柔らかくジューシーに仕上がっていますが、鶏モモ肉程の脂っぽさはなく、スープの旨味を吸収しています。
味噌らぁ麺
朝限定の味噌らぁ麺も頂きました。
優しい味噌の味がスープに馴染んでおり、とても美味しいです。
生姜鶏めし
生姜の香りがとても良い生姜鶏めしも頂きました。
生姜の風味がありますが、そこまで強くなく、鶏の旨味もしっかりとしており、風味のバランスが素晴らしかったです。
らぁ麺とのセットの絵力が凄いです。
このらぁ麺を横にしても、生姜鶏めしが負けていません。
生姜鶏めしにらぁ麺のスープを掛けて、雑炊風にしても美味しそうです。
まとめ
流石は日本料理人が作るラーメンというだけあって、出汁が効いた奥深い味だけど、すっきりとした味わいのラーメンでした。
「研ぎ澄まされた一杯」ということを感じるラーメンでした。
ラーメン店で修業した料理人の味も美味しいですが、日本料理の職人が作るラーメンは独創的かつ繊細で、深い味わいもあって美味しかったです。
博多駅にはこちらのお店だけでなく、ラーメン店は1番・2番のりばにもあります。
博多駅の駅ビルにも店舗は沢山ありますが、ホームにも美味しいお店があるのは、シンプルに羨ましいです。