【加賀市発祥】8番らーめん【ハチバン】
うまいもんハンターのちょーすです。
石川県民が熱愛するご当地チェーン店を訪れました。
オススメ度:★★☆☆☆(そこそこ美味しいが山口県民が無性に食べたくなる程や通って食べる程ではない!)
8番らーめん
加賀市桑原町が発祥で、北陸地方を中心に展開しているラーメンのご当地チェーン店です。
店名は「国道8号線」に由来しています。
昭和42年(1967年)2月11日加賀市国道8号線沿いの田んぼの真ん中に、掘っ建て小屋同然の粗末な店構えのラーメン店が開店しました。炒めた野菜をたっぷりのせたこの店のラーメンの評判はすさまじく、開店当初から大勢のお客様が行列をつくり、25席の店で、1日1,300杯のラーメンを売切るような繁盛ぶりでした。
店の名前は、国道8号線にちなんで「8番らーめん」と名付けられました。店主は勿論8番らーめん創業者「後藤長司」です。8番の「野菜らーめん」を繰り返し調理しお客様に提供していく事は、創業時の「熱い心」を伝え続ける事であると私達は考えています。
私は全角の数字が好きではないので変換しましたが、「8番らーめん」の8は全て全角になっているというこだわりようです。
店舗数は118店舗あり、石川県を中心に北陸3県度長野・愛知・岡山に展開しています。
石川県:50店舗
富山県:31店舗
福井県:28店舗
岡山県:7店舗
長野県:1店舗
愛知県:1店舗
岡山県に7店舗もあるのが意外でした。
全て倉敷市周辺に集まっているので、石川県出身者が集まっているのか、地域に味が馴染んだのか分かりません。
逆に文化圏の近い長野県や愛知県が1店舗のみで、そこから滋賀県・京都府・大阪府に展開していないのも気になります。
国内だけではなく、海外店舗もあり、タイ・香港・ベトナムにも店舗展開しています。
タイ:139店舗
香港:6店舗
ベトナム:1店舗
もはや国内の店舗数よりタイの店舗数の方が多いという状況です。
今回は御影店を訪れました。
この店舗にはドライブスルーが併設されています。
なかなかラーメン店でドライブスルーは見かけないですが、北国ならではの土地柄なのでしょうか。
お持ち帰りの冷凍庫もあり、冷凍の「8番餃子」と「8番炒飯」も販売されています。
店内はカウンター席が5席程度と2人掛けテーブル席・4人掛けテーブル席があります。
卓上には調味料が数種類置かれています。
胡椒は「8番特製胡椒」で、らーめんに入れると美味しくなるそうです。
注文はタッチパネルで行います。
タッチパネルの右に8番ごま辣油もありました。
メニュー
メニューは地域によって若干違うようです。
季節メニュー・限定メニューは随時入れ替わります。
Bセット(野菜らーめん(醤油)・ミニ炒飯)
名物の野菜らーめんを頂きました。
らーめんの味は「味噌」「塩」「醤油」「とんこつ」「バター風味」の5種類から選べ、今回は醤油にしてみました。
キャベツが大半の野菜がかなり盛られています。
麺は太めの縮れ麺で、醤油味のさっぱりとした喉越しのスープでした。
「8」が書かれたなるとは「ハチカマ」と呼ばれているそうです。
炒飯はかなりシンプルなものですが、若干焦げたような味がしました。
海老餃子
限定メニューの海老餃子も頂きました。
中に小エビの身が入っていて、プリッとした食感で、美味しいです。
ラーメン店で海老餃子を扱う店はあまりないので珍しいなと思います。
まとめ
野菜らーめんはタンメンと違うのかなと思って訪れましたが、私にはあまり違いが分かりませんでした。
「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」「2位じゃダメなんでしょうか?」と言われてから久しいですが、この会社は「8番」であることに自信さえ持っているように感じます。
醤油より塩や味噌・バター風味の方が人気のようなので、次回訪れる機会があれば、別の味を選ぼうと思います。