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【陸マイラー的ライフハック】JGCプレミアのススメ【80,000FOP】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

JALであれば、是非「JGCプレミア」を狙うことをオススメします。(今年は私も狙っています。)

JGCプレミア

私がJGCプレミアを推すのは、一言で言うとその特典内容の豪華さからです。

基本的に最上位のダイヤモンドステータスとほぼ同じ待遇となっています。

JGCプレミアについての紹介ですので、今回はJGCへの入会は済んでいる前提で話を進めたいと思います。

もしまだJGCへの入会が出来ていない方は2024年1月より入会基準が変わったので、まずはこちらを確認して下さい。

もちろんダイヤモンドステータスとは細かい点は違いますが、遜色無いという印象です。

JMBサファイア・JGCサファイアからのランクアップで、特に重要な特典をまとめました。

ワンワールドエリートステータス

ワンワールドエリートステータスが最上位のエメラルドとなります。

これにより、ワンワールド内の別の航空会社でも最上位のステータスと同様の待遇となります。

マイル有効期限の廃止

ステータス獲得したタイミングからその時に保有しているマイルの有効期限が無くなります。

通常、積算されたマイルの有効期限は、ご搭乗日(ご利用日)から36カ月後の月末までとなりますが、JGCプレミアの対象期間中は、お持ちのすべてのマイルの有効期限がなくなります。(対象期間中は、マイルが失効しません。)
※JGCプレミアからほかのサービスに資格変更または、資格失効となった場合は、お手持ちのすべてのマイルの有効期限が、資格変更または、資格失効になった日の36カ月後の月末までとなります。

ステータスが無くなっても、そこから36カ月後の月末までの有効期限となり、失効しそうなマイルもリセットされます。

個人的に1番メリットが大きい特典です。

これは新しく始まるJAL Life Status プログラムだと、JGC Five Star及びJGC Six Starでないと受けられない恩恵なので、まだJGCプレミアの方が現実的かと思います。

空港での優先空席待ち

搭乗当日のキャンセル待ちには優先度種別があり、その種別が最上位となります。

キャンセル待ちを申し込むと、該当する種別毎に順序が付けられるため、種別Sの1が1番となります。

先にAの1を押さえていても、その後にSでキャンセル待ちが入ったら、Sが優先されます。

基本的に恩恵に預かる機会は少ないですが、天候不良や災害・事故・機材繰り・システム障害等、突然のアクシデントでダイヤが大幅にずれ込んで、全国的に欠航が多く発生した際に種別がAではなくSというのは大きな差となります。

ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場

国内に5ヶ所しかありませんが、どこも混雑する空港なので、スムーズに搭乗手続きが出来ます。

羽田空港
福岡空港
新千歳空港
伊丹空港
那覇空港

最近、JGC会員が増えたため、JALグローバルクラブ(JGC)エントランスは多少混み合っていることが多いですが、こちらはそこまで混み合うことがありません。

ダイヤモンド・プレミアラウンジ

こちらも国内5ヶ所です、

羽田空港
福岡空港
新千歳空港
伊丹空港
那覇空港

サクララウンジと違うのは、扱っているビールの銘柄がスーパードライや一番搾りから熟撰・ハートランド・エビス・プレミアムモルツ等へと高級ビールに変更となり、ウイスキーの銘柄も高級な物へ変わり、更にパンやおにぎり、味噌汁・スープ等の軽食の提供があります。

「メゾンカイザーのパン」等、空港によって提供しているパンの種類も違っており、先々での楽しみが増えます。

メゾンカイザーのパン(羽田空港)
三日月屋のクロワッサン(福岡空港)
もりもとのパン(新千歳空港)
玉ねぎパン(伊丹空港)
ジミーのパン(那覇空港)
JAL特製焼きカレーパン

ただ、このラウンジはダイヤモンド・JGCプレミア以外にもJAL国内線ファーストクラスやJAL国際線ファーストクラスで搭乗する方も利用出来るので、ここを体験してみたいと言うだけであれば、JAL国内線ファーストクラスで入るのが1番手っ取り早く、かつ効率的です。

ANAではダメなのか

ANAでも80,000PP以上のプラチナステータスの方向けに限定特典が用意されています。

特典は「ANA SUITE LOUNGEご利用券(3枚)」と「アップグレードグレードポイント大幅アップ」の2つです。

それぞれの詳細は後述しますが、どちらも有効期限が1年間と短く、その間に使い切る必要があります。

結論から言うと、JALの方がサービス内容が段違いに充実しています。

「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券

ダイヤモンド会員しか利用出来ないANA SUITE LOUNGEを利用することが出来ます。

「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券
ANA「ダイヤモンドサービス」メンバーと国際線ファーストクラスにご搭乗のお客様がご利用できる「ANA SUITE LOUNGE」に特別にご入室いただけます。
搭乗前のひとときを彩る、ひとつ上のサービスをお楽しみください。

3枚というのが、微妙な枚数でANA SUITE LOUNGEを垣間見せることでダイヤモンドステータスを獲りたいと思わせるのが狙いでしょう。

JGCプレミアだと、同じ上位ラウンジが制限回数無しで利用出来ます。

また、この利用券を使ってラウンジに入室するには、ラウンジの受付で提示して、利用手続きをしないといけないのが恥ずかしいです。

アップグレードポイント 大幅アップ

座席クラスのアップグレード等に利用出来るポイントで、同様のシステムはJALにはありません。

1アップグレードポイント(AGP)当たり必要PP数
10,000PP-:1,666PP/AGP
20,000PP-:2,500PP/AGP
30,000PP-:3,000PP/AGP
40,000PP-:2,000PP/AGP
(50,000PPでプレミアム)
80,000PP-:2,000PP/AGP
(100,000PPでダイヤモンド)
120,000PP-:2,400PP/AGP
150,000PP-:2,500PP/AGP
200,000PP-:2,500PP/AGP
250,000PP-:2,500PP/AGP

AGP獲得単価は10,000PP-が最も低いですが、40,000PP-と80,000PP-も次点で低くなっていて、ANAとしても大切に育てていきたい顧客層と認識しているように感じます。

利用は国内線であれば、プレミアムクラスへのアップグレードは一律4ポイントです、

国際線は路線や座席クラスによって異なります。

国際線でのアップグレードには10ポイント程度ではほぼ意味も無く、もしファーストクラスを利用されたいのであれば、40ポイントあれば欧米路線でも往路ファーストクラス・復路ビジネスクラスで往復分がアップグレード出来ます。

私は基本的に国内線しか使わないのですが、路線や時期にもよりますがアップグレードしようとしてもプレミアムクラスが満席となっていることが多く、また折角のサービスを満喫出来ないタイミングも多いので、ANAコインに換えており、アップグレードポイントとして使うことはあまりありません。

まとめ

明らかに同じ80,000ポイント(FOPとPPで多少違いますが)だと、JALの方が圧倒的に恩恵が良いです。

少なからず時間は掛かるので、なかなか気軽に目指せるステータスでは無いですが、少なく無いマイルの有効期限のために頑張りたいと思います。

毎年ダイヤモンド修行をされている方もいるようですが、3年に1度くらいでも大変なので、個人的にはあまり理解が出来ません。

貯めたマイルを無駄にしないために頑張って飛行機に乗るというのは、本末転倒な気もしますが、JGCプレミアを目指して頑張ろうと思います。