【広島市】源蔵本店【大衆食堂】
うまいもんハンターのちょーすです。
広島駅から徒歩3分にある大衆酒場を訪れました。
オススメ度:★★★★★(広島の街の片隅に残る昭和風情!)
源蔵本店
広島市南区猿猴橋町にある大衆酒場です。
大衆食堂を謳っていますが、私は大衆酒場だと思っています。
またどこから上がるのか分かりませんが、2階もあり、「大小宴会承ります」とあるので、宴会場があるのでしょうか。
歴史は終戦から3年後の1948年頃まで遡り、現在も朝9時30分から夜9時30分まで広島駅前に集う人々の胃袋と飲酒を支える貴重な老舗です。
建物は2011年に建て替えたそうですが、雰囲気はどこか昭和を感じます。
営業時間は朝9:30から21:30までの12時間のぶっ通しで、当然ながら9:30から酒が呑めます。
店内は
店員の方は気さくで、活気があります。
内装はかなりレトロ調です。
剥製のフグ提灯も天井から吊るされています。
メニュー
刺身・揚物・小鉢・寿司・その他となっています。
一部は冷蔵ショーケースに並んでおり、ここから店員さんに伝えると、薬味等を準備して提供して貰えます。
定食類もあります。
飲み物はクラフトビール・ビール・ハイボール・サワー・梅酒・ワイン・焼酎・清酒・生酒・ソフトドリンクがあります。
やはり広島はキリンビールが強いようで、これだけ種類があるにも関わらず、ここではキリン一択です。
美和桜生酒(にごり酒)
にごり酒を頂きました。
あまり聞き慣れない銘柄だったので、調べてみると三次市の地酒でした。
他のお酒も「雨後の月」は呉市、「福美人」と「賀茂鶴」は東広島市(旧西条市)、「酔心」は三原市と全て広島県内の地酒となっています。
西条と聞くと、昔行った「酒まつり」が天国というか地獄というか、その2択に絞られるような過激なイベントが思い出されます。
あれだけ救急車のサイレンを聞くイベントは初めてでしたが、また行こうと思っているので、その時はまとめようと思います。
プレーンサワー
プレーンサワーを頂きました。
ジョッキに店名と絵が描かれています。
プレーンサワーはほのかに甘く、スッキリとした飲み口なので、どんな料理にも合わせやすいです。
かつおたたき
厚めに切られたかつおのたたきです。
もみじおろしとにんにくをたっぷりとつけて頂きます。
しゃこ
瀬戸内と言えば、しゃこです。
刺身では無く、塩茹でしたもので、甘味と旨味が強く、酒の肴にピッタリです。
寿司屋では全国的に見かけますが、飲み屋で出て来るのは瀬戸内ならではという感覚があります。
死後時間が経つと、殻の下で本来は脱皮時に使われる酵素が分泌され、身を溶かしてしまうこともあり、あまり流通させにくいのでしょうか。
串カツ
揚物で串カツも頂きました。
タマネギと豚肉が交互になって揚げられています。
1本の串にタマネギが3つと肉が2つが刺さっており、写真で見えているのはほぼタマネギです。
まとめ
昔の居酒屋スタイルが未だに残っているお店ですが、元気な店員さんの影響もあり、店内に活気もあります。
朝から呑めて、またお酒を飲まなくても昼御飯も晩御飯も気軽に食べられるようなこんなお店が近くに欲しいと切に願います。
このスタイルが「大衆食堂」なのかも知れないなと感じました。