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【医療経営士】医療経営士1級合格体験記【勉強方法】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

先日、医療経営士の1級を受験して、合格出来ました。

私が勉強を進めていく中で感じたのは、3級や2級と比べて、圧倒的に公開されている情報が少なく、何をどう勉強してどのように対策すれば良いのかが分からず、受験したことがない人にはどこから手を付ければ良いのかさえ、全く分からないということです。

そのため、試験の概要と私流の対策方法をまとめておきましたので、参考にして頂ければと思います。

医療経営士1級資格認定試験

この記事を読まれているという事は2級までは受験済みもしくは合格済みと仮定して、改めて医療経営士と言う資格についてや3級や2級のことは改めて記載しません。

またこの記事が著作権等の権利侵害にならないようにするために、出題された問題をそのまま転記することはしていませんので、ご了承ください。

2級までと違う点を挙げると、1級では「出願時に職務経歴書の提出」「試験が第1次試験と第2次試験の2段階」となっています。

出願

出願期間中に職務経歴書の様式がダウンロード出来るようになるので、それに職務経歴等を記入して提出します。

職務経歴以外には、「1級受験の動機・医療経営士としての活動実績・今後の抱負、自己紹介(PRポイント)等を記入する欄があります。

出願が受理されると受験票が届きます。

第1次試験

第1次試験は午前の短文記述形式と昼休憩を挟んで、午後の論文記述形式から構成されています。

全て手書きで解答するため、約3時間は文字を書き続けることになります。

短文記述形式(10題90分)

それぞれ50~100文字程度で回答していきます。

私が受験した回だと、出題された問題はこの予想問題集から10題中4から5題程度がそのまま出題されていました。

予想問題はとりあえず買っておこうかというくらいの軽い気持ちで購入して、学習を進めていましたが、正直ここまで出題されるとは思ってませんでした。

むしろ試験中に「これは予想問題集と同じ問題だと点数に差が開かないから、残りの問題でしか他の受験者との差が開かないからマズイな」と思っていました。

この予想問題集をしっかりと解き込み、記述で解答する練習をすることは結果的に非常に有効だったと思います。

予想問題集を解き込む際に、テキストがあれば関連する部分を読み漁り、周辺情報も一緒に入れておくのが効率的です。

予想問題集以外からは地域医療構想の必要病床数の算出根拠や医療機関における情報セキュリティについてや医療機関との連携で算定出来る介護報酬改定で新設された項目についての問題でした。

私は会社経費で1級のテキストは一応手に入れましたが、受験までの準備期間がほとんどなかったため、テキストに沿った学習はほとんどしておらず、そもそも受かるとも思っていなかったので、予想問題集と日々の情報収集くらいで対策しました。

論文記述形式(2題90分)

厳密に文字数制限は無く、横線が引かれた原稿用紙のような解答用紙に書き殴っていきます。

論文記述形式では予想問題集に掲載されていた同じ問題はありませんでしたが、予想問題集を使って練習をすることで、文章構成を考えながら論述出来たと思います。

第2次試験

無事に第1次試験を突破すると、第2次試験の案内が届きます。

合格発表から数日後に第2次試験の口頭試問の課題が郵送されます。

口頭試問

テーマが2つ設定されており、そのうちどちらかを選択して、プレゼンテーションの準備をします。

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