【福岡市】吉塚市場リトルアジアマーケット【吉塚商店街】
経営戦略コンサルタントのちょーすです。
吉塚駅の程近くにある商店街ですが、アジア出身の外国人の方と一緒に盛り上げようとされています。
吉塚市場リトルアジアマーケット
福岡市博多区吉塚にある商店街です。
商店街は東西南北の4方に延びており、それぞれに入口があります。
第2ブロック通りは内気な印象です。
第3ブロック通りは青で縁取られています。
第4ブロック通りはかなり開放的な雰囲気です。
ゲート毎に雰囲気が違って面白いです。
商店街には昔ながらの鮮魚店もあります。
ちょうど縦横が交わるところの近くに商店があります。
軽自動車であればギリギリ通れるくらいの路地が東西南北に伸びています。
お店が入っていないスペースの壁には絵が描かれています。
何箇所かあります。
また道が交差する場所の近くに「アジアンプラザ」があり、コミュニティスペースとなっています。
路地までイートアウトスペース?(テラス席)があり、商店街の雰囲気を五感で感じながら、過ごすことが出来ます。
アジアの路地の雰囲気が福岡で味わえる印象です。
全41店舗が軒を連ねており、飲食店の10店舗の内、6店舗は海外の料理を頂けます。
「チョウゼヤ・サワディカップ」は今回訪れたので、またまとめようと思います。
吉塚御堂
吉塚御堂はこの商店街に暮らす外国人の方のために建立された御堂です。
ミャンマーから「お釈迦様」を運んできたようです。
日本の仏像は木製のものが多いですが、こちらの仏像は金色に輝いています。
パンフレットもありました。
2020年からこのリトルアジアマーケットの活動も含めて、始動したプロジェクトの中で吉塚御堂を建立するに至ったようです。
寄付は個人では1万円から、法人では5万円から銘板に名前が載るようです。
寄付も随時受け付けているようなので、ご興味があれば是非。
寄付者を掲載するパネルには、最上段をトリゼンフーズが陣取っています。
地域の方々と一緒に街を作り上げている感覚が出ていて、面白い空間です。
吉塚市場(旧称:吉塚商店街)
旧吉塚商店街は「博多華味鳥」を展開する「とり善(現トリゼンホールディングス)」の発祥の地でもあります。
今も吉塚市場リトルアジアマーケット組合長をされている河津善博さんはトリゼンホールディングスの代表でもあります。
まとめ
日本国内で多くの商店街が廃れていってますが、商店街の中の人だけでなく、「余所者」「若者」「馬鹿者」を入れて活性化させようとしている事例だと思います。
特に吉塚商店街は「余所者」の中でも「外国人」に関わってもらうことで、独自色を打ち出せているように思います。
地方部では特に人口が減っていくため、日本人で何とかするということも出来ない状況になっているので、国境を超えた連携をしていくことで、地元の人では気が付かなかった魅力の再発見が出来たり、新たな街の魅力になっていくと思います。
私が暮らす宇部でも、外国人の方と一緒に街づくりの活動をしていきたいなと思います。