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『白紙と耳栓』前分(excuse)
『白紙と耳栓』
前分(excuse)
1991年生まれ、
小学校の時も、中学生の時も、高校に上がってからも、美術というカリキュラムを重要視したことがあまりなかったし、美術に重要視されている感覚もなかった。
小-中学生のころはレゴやシムシティは好きだったし、数学は得意だったので、数学の先生か、建築家になろうと思っていた。
親の転勤でチリのインターナショナルスクールに行くときには、「数学は完璧、苦手な英語ができるようになるのなら、宇宙飛行士の線も見えてくる」て思って行った。
チリでの高校生の頃はニーチェに支えられ、「あぁ俺は哲学者になるんだな」と調子に乗って手に取ったカントの純粋理性批判を10ページで閉じた。
結果、日本に帰ってくると英語が少しできるようになって、数学がだいぶ遅れていた。
結局、大学の時に作った約束は”小屋を建て続ける”ってことだけで。
大学入学が2011年、今が2021年。
ここまでの10年間も、これからの30年間(あるいは40年間(excuseなextention))もこれがとりあえずのテーマになっている。ただそれだけ。本当にそれだけの人生に満足している。
最近、アクリル絵の具をはじめた。
転写して色を塗ってるので、ほぼ塗り絵だけど。
さっき書き始めた真っ白だったこの文章と、描き始めのキャンバスが似ていて、心が躍ったので、『白紙と耳栓』ってタイトルにした。
心が躍ったのは”文章 or 絵”をかき始める前の真っ白さにリンクした今の心境のことで、それぞれを実際かき始める時は”心が躍る”というよりは、”ただただドキドキしている”。
タイトルについてもう少し正直になると、”白紙と耳栓とワイン”と言ったほうがいいし、”白紙と耳栓とワインと朝4時半”って言いたくもなる。みんな寝たみたいなんです。
”飲みすぎた”とか、”明日仕事”だとか友達が言い始めるのでさみしい。さみしいので、そろそろ文字でも書かなければいけない。めっちゃ残念だけど、耳栓をはめて久々に白紙の宇宙に飛び込むのだ。(6/8,30歳までちょうど2か月)
note - チュートリアル 書き始められるということが分かった。
next 『白紙と耳栓』1.時間
https://note.com/inahouse/n/n4fed784348c4