コトブキシティネ 制作後記(?)
お久しぶりです。先日下記の動画を投稿しました
使用した素材は下記の通りです
①②キルミーベイベー【折部やすな・ソーニャ】
③少女終末旅行【ユーリ】
④鳩羽つぐ
⑤そうだ京都、行こう。【JR東海CM】
⑥Mr.ビーン【ローワン・アトキンソン】
⑦日常(捨鉢)【相生 祐子】
⑧傾福さん【irodori自主制作アニメ】
⑨古畑任三郎【古畑任三郎・木村拓哉】
⑩シャケちゃん【CreativeLab.自主制作アニメ】
⑪ZARD・揺れる思い【坂井泉水】
⑫安達としまむら【安達桜・島村抱月】
⑬膳【サントリーCM・真田広之】
⑭東方効果音【神霊&音符弾射出音・かけら出現音(シーンチェンジ)】
⑮柴又素材(カメオ出演)【寅さんのコスプレしたおじさん】
全部わかったあなたは手稲.マスターです!(いるわけない)
◆制作理由・素材選び
年度当初から体調と精神面が優れないのでここは一つ、好きな物に囲まれて人生の息抜きを!と”20年弱の自分の人生の中で出会えた本当に好きな物”
というテーマで作ってみました。(重いな?)
そんな背景とは裏腹にだいぶファニーな画面になった。面白い。
因みに⑮の柴又おじさんは、柴又素材を今回一ミリも使ってなかったことに気づいたので最後の方にカメオ出演していただきました。見つけられたかな?(やけくそ)
◆イメージ・工夫とか
前回出した動画がアレな感じの作風だったので、今回は180度変わって、
ポップで爽やかな清涼感のあるかわいらしい画面を目指しました。
色合いとかの全体イメージ(こういう時はリファレンスって言うんですかね?)としては、
このあたりでしょうか。(こういう映像作れるようになりたい・・・)
Youtubeぼーっと眺めてる時に出てきた広告が思ったよりよかったりすると目が覚めるよね。
>>scene1!
背景について。クロワッサンが右から左へ流されていくのはVtuberの配信待機画面的なのを意識してます。(静止画だと輪にかけてわかりにくいけど)結構奥行きにこだわったのですが、やすなちゃんの太陽の様な笑顔に隠れてしまって見えなくなっちゃいました・・・
色に関しては、キーカラーを寒色にして清涼感をもたせつつ、素材以外の色を暖色のパステルカラーに統一して柔らかとポップさを演出しています。
また、このように色を予め纏めておくことで、素材の部分を目立たせる効果を狙っています。
それでもインパクトに今一つ欠け、単調で飽きの来やすい画面になっているため、主音のやすなちゃんを漫画のコマ風にして、彼女が口ずさんでいる「パン」(iPhoneの絵文字)を繰り出す動きを付けました。
(画像長いのでスクロール推奨)
こんな感じ。かわいいね。
このやすなちゃんズは電子書籍からではなく漫画からの直撮りです。なのでよく見ると暗めの部分に白飛びしている箇所があります・・・
Kindleベイベーならもっと簡単にできたんでしょうが手元にないので、漫画に変な跡が残らぬよう折らないように慎重に広げながら撮影してうまく平面っぽく撮れた画像をAviUtl移して二値化+効果線と吹き出し素材に合成して加工するという作業を何回もしてました。肝が冷えたし思ったより疲れた...
そもそもなぜこのシーンで原作のやすなに拘ったのかというと、単純にやりたかったからというのもあるのですが、年始あたりに投稿された
OTOMAD TRIBUTEのラスト、「キルミー」パートの原作絵を使った表現に目新しさと感動と可能性を覚えて、いつか自分もどこかで使ってみたい!と温めていたのを今出した感じです。
べおさんの名前見つけた時に泣きました。R.M.さんとのコラボも胸熱...
因みに後ろの漫画風効果線はこちらの記事を参考にさせていただきました。
記事を見てからずーっと「かっこええ...やりてぇ...」と感じていたので、練習がてら投入しています。動作軽いし手軽にスタイリッシュが手に入るのは良き...
そんなこんなでscene1完成!やったぞ!
やすなチャンかわいい!
あと言及することがあるとすれば、小ネタ的な感じでコトブキシティのモデル都市である札幌市の市章を四隅に配置してたり、
左上の「コトブキシティ」の文字はパスで画像を基に一から作ってるってところでしょうか。(裏地は拾い物)
YTPMVにおいて飽きさせないことを第一に考える時、まず力を入れるべきなのは構図の目新しさと多さだと思うのですが、今回は短い曲だし、目的が息抜きだったのでそこには目をつむってもらって(おいおい)、色合いだったりそれこそコロコロ変わるやすなちゃんの画像だったり、「京都」の素材が何種類もあるのだったりとか、眺めてて楽しい、次の展開が気になる!とみている人が思わされるように動きのない画面なりにポイント一つ一つを工夫している感じです。
>>Scene-Change!
↑この謎、地味に答えを知りたい↑
ただのシーンチェンジだと物足りない&視聴継続の可否を見る側が決める場所だと合作とか見てて個人的に感じていたので力を若干入れました。
ロード画面にヒントを得て、TIPSめいたものを表示することで長めの画面遷移でも視聴者の興味が失せないように心がけています。(どうかな?)
また、円形シーンチェンジはこちらの記事を参考にさせて頂きました。
右上のロゴは自作です。
今後ゆっくり解説やるときに使えるな...?
元々このロゴを作る予定はなかったのですが、無いとなんとな~く違和感ある気がしたためせっかくなので作りました。ここ一番楽しかったなぁ。
意外とバランスや、色合い、視認性で手こずった記憶があります。合作とかでもそうですが、ロゴ作るのは簡単そうに見えて難しいですね。ロゴ作れる人、凄。職業デザイナーの人はもっとスゴイね...
なお、素材は前に中古で買ったZUNさんが使ってるらしい下記の素材集から拝借しております。
800円くらいでメルカリに売ってた(安!)
東方効果音とかの動画で使うつもりが、ほぼ使ってなかったのでそういう意味でもいい機会になりましたね。
>>scene2!
サツエキの地下鉄やば
構図としては、安達としまむらが乗るエスカレーターの壁面広告やテレビ広告、ライトなどの中に素材が入ってて動く・・・みたいな感じにしたかったのですが、テレビ素材の中抜き作業が苦行でこのような形に落ち着きました。
前のシーンでは暖かい色合いだったので、地下(鉄)に向かっているという表現や、曲名のコトブキシティ(夜)も考慮してここでは全体を暗く冷たい色調にしています。
大理石のテクスチャで大通りーさっぽろ駅らへんの柱、壁を再現しつつ、シャープとオーバーレイを駆使して模様の部分を目立たせていい感じに。
グラデーションで下部を暗くしたのは、下りエスカレーターであることを考慮した結果です。
scene1のクロワッサンの要領で、雪を降らせます。
アイコンはここのサイトの素材を使っています。でもあんまりかゆいところに手が届かない感じです。(こら)
ドラムはあだしまコンビが大部分を占有する関係で、普通に窓として置くと煩雑な構図になる危惧があったので、
図形ツールでこんなの作って
上のオブジェクトでクリッピング+二値化でつららっぽくして上の方に少しだけ余っているスペースを活かしつつ、場所を取らないように工夫しています。
因みに後ろのポスターは、キルミーベイベーだけ自作となっております
予言者になりたいのでコラボ来ないかな~~~?(来ない)
ポスターがなぜこの人選かというと、scene2でソーニャと鳩羽つぐの担当しているサックスのパートが消える関係で、画面からいなくなってしまうのが私的の醍醐味である大団円感を損ねちゃっているかな~と感じたからです。
要するにさっきまでいたのにこのパートに二人だけ居ないのかわいそうやん・・・?っていう。
古畑任三郎に関しては数合わせも兼ねた趣味です。将来こういう色気あってカッコいいおじさんになりたいよね。。。
よっしゃ出来た完成!
今までは左右反転させればいいかな~とだけ考えていましたが、どうも個人的にマンネリ感があり、今回は一画面でどれだけ左右反転以外で動きをつけて、面白みのある構図、映像にするか、ということに苦心(というほどでもないけど)していた感じがあります。
主音部の休憩~♪やパンが台詞になって出てくるのとか、年頃の女の子からのパンとサーカスの要求を受けてタジタジのビーンが流す汗とか、一つの音に二種類以上の動きを組み合わせるとより画面がストーリー性?も含んで面白くなるのかな~って所感が得られましたね。
そんな風にやった結果、息抜きのつもりがおもったより時間かかっちゃいました。本末転倒。
◆あとがき
私的オールスターというコンテンツは、いわゆるYTPMV動画を投稿してきた自分にとって憧れだったので、こうして今回ある程度の形にして初めて世に出せたのが嬉しかったですね。
とはいえ、短く、かつ割り振れる楽器パートも少ない曲なので、中々好きな物を100パーセント詰め込む事ができなかったのが心残りです。
あんまりこういうこと言うと私的動画出しづらくなることを承知の上で話題を脱線しますが、誰も作ったことのない90年代くらいの古めなボーカル有の曲で自分の好きなもの、好きな表現をふんだんにあしらった私的動画を作って投稿者人生を終えたい願望がぽつぽつとあります。大団円な最終回みたいでいいよね。手稲.が居たから楽しかった的なアレです、アレ。
あと投稿前に思っていたんですが、一つの素材を使った動画に比べると、ある種の作家性というか、視聴の動機が作者本人になってしまって、あんまり作品としてみてもらえないんだろうか...とかいう謎の杞憂がありましたが、普通に見てもらえたし割と好感触で何となく一安心。よかった~~~
考えすぎなのは体に毒ですね。ここ最近ずっと思ってる。
◆Note自体のあとがき
こういう解説的な文を書くのは初めてで、書きたいなってことを上手く書けてないというかそもそも途中から作り方を手順に沿って説明している感じの文章になってしまったと感じているんですが、いかがでしょう・・・?
動画のことについて書くと、自分が今回一体何に執心(?)して、何が良くて何がだめだったのか、振り返りができていいですね。もはや自分のためでしかないな...(☚なぜ公開した?)
しかし、140文字で気持ちを伝えるのが無理難題だと思わせられるくらいに、こうした時数無制限の場でのびのびといろいろ書いて語れるのは楽しいですね。その分だいぶつかれるけど。
しっかりと脳みそを使っている感覚がここ数年無かったので、いい準備運動になりました。今後も動画だけではなく、何か文章にしたい!となったら、プラスの話題の方向でこのプラットフォームを使わせて頂こうと考えています!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
次の動画でお会いしましょうね~👋🌾
(今更ながら出す出す言っておきながらライムライトの解説出せなくてごめんなさい・・・当時満身創痍も満身創痍で精神窶れ果てていたので許してください・・・)
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