宅建試験2024敗戦記
挑戦者としての決意
2024年10月20日、宅建試験に挑戦。4ヶ月間、350時間近くを費やし、万全とは言えなくても、準備はしてきたつもりだった。しかし、結果は…自己採点30点(合格予想ライン37点)。玉砕。合格には程遠い結果だった。悔しいを通り越し、どこか虚無感すら感じたが、何が足りなかったのかを冷静に振り返ることにした。
自己満足の罠とその代償
勉強時間は十分に取っていた。ほぼ毎日3時間、多い時は5時間をコツコツと積み重ね、過去問を中心に解いてきた。正解率も高くなり、「これで大丈夫だろう」という自信があった。しかし、後から振り返ると、それは**「勉強しているつもり」**だっただけだった。実際に直前で初めて受けた模試で30点前後しか取れなかったとき、初めて「これはマズい」と感じた。模試は難しく作られていると言う勝手な思い込みと、どこかで「本番ならなんとかなる」と楽観的に構えてしまっていた。過去問での高得点に安心してしまい、初見の問題や違う聞かれ方をする問題に対処できなかったのだ。
冷静に挑めた当日、でも…
当日は試験の時間配分や解く順番、ケアレスミスの防止に関しては、事前のシミュレーション通りに進めることができた。動揺することもなく、平静な状態で試験に挑んだが、理解が浅い部分に関する問題に直面したとき、ことごとく点を落としてしまった。ここで気づいたのは、**「暗記だけでは本質が理解できていなかった」**という現実だった。
次に向けての改善点
今回の経験で学んだことは、ただ勉強時間を積み重ねるだけでは足りないということだ。質の高い学習、つまり法律や制度の背景を理解し、問題の意味をしっかり捉えることが求められる。過去問に頼りすぎることなく、早い段階で模試を活用し、自分の理解度を確認する必要があったと痛感した。次回は、予備校やオンライン講座を活用することも視野に入れて、体系的に学習を進める計画だ。
1年に1度しかない挑戦だからこそ
この試験は1年に1度しかない。だからこそ、その日に向けて最大限の準備をする必要がある。もう一度挑むつもりで、今からすでに次回に向けた準備を始めようと思う。今回の失敗を教訓に、より計画的に、そして本質を捉えた学びを重視していくつもりだ。