趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.036 音楽 ロージー・フレイター・テイラー「BETTER DAYS」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は音楽 ロージー・フレイター・テイラーの「BETTER DAYS」についてです。
仕事へ向かう途中、カーラジオから流れてきた気持ちの良い音楽。
一瞬にして車内の空気が澄んだような気になった。
全く知らなかった子、こういう発見ができるラジオってやっぱり良い。
・
ロージー・フレイター・テイラー、
ロンドン出身、ジャズ・ギタリスト&ヴォーカリスト、
若干22歳。
父親はドラマー、母親はシンガーという音楽一家。
名門音楽学校 王立音楽アカデミーで学ぶ。
”ジョンメイヤーの女性バージョン”
"まるでジョニ・ミッチェルとパット・メセニーが出会ったよう"
と言われるほど。
血筋と才能と努力。
音楽を聴くと、透き通るようなギターサウンド、ピュアな歌声
ゆったりと気持ちがいいグルーブ感。
ただ、身を任せるだけで良い。
よく聴くとベテラン並みの圧倒的なテクニックなのに、全く認知させない。
中盤のスキャットとギターのハーモニー、ユニゾンは至上の美しさまで舞い上がる。
凄くて素晴らしいのに、圧倒的なテクニックの恐ろしさは全く感じず、ずっと美しく光り輝く音楽を奏でる。
・
まだ新人すぎてほとんど日本語の情報がない。インタビューもない。
Youtubeの再生回数も今の時点で7978回!
ジャズってあまり聴かないのかな〜。
・
そう、もうただ聴くだけで良いんです。
テクニックも消え、22歳の女の子も消え、外の音も消え
彼女のギターと歌声をだけを。
今日はここまで。
「本当に作りたい音楽は、作り手の表情や存在が消えるもの」
/パット・メセニー