趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.315 音楽 GEZAN with Million Wish Collective / 「誅犬」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日はGEZAN(げざん) with Million Wish Collectiveの「誅犬」についてです。
最初Youtubeで見つけたとき、すごく惹かれるが、ちょっと危ない感じがしてそのままにしていた。
そう見なかったことに、蓋をするように。
宗教的、暴力性、狂気性、アンダーグランド性、が漏れ出している。
危ない、危ない。
ただずっとずっと気になり、少しづつ見ていたら、単に危ないだけでなく、ちゃんとした自分たちの世界観を持ったとってもものすごくとんがったクリエイティブなバンドとわかった。
文学性、芸術性、カリスマ性も持っている。
確かに女王蜂やマキシマムザホルモンやニガミ17才や人間椅子や東京ゲゲゲイや凛として時雨や水曜日のカンパネラや羊文学もサカナクションなどザゼンボーイズなど、それらの要素を持っている。
ただここまで、芸術性、文学性、暴力性、宗教性、カリスマ性が一つのバンドの中に混在して溢れ出しているのは見たことがない。
はっきり言って、まだ理解はできない。
ただやばい、ヤバすぎる。
危険だけどすごく惹かれる。
ただ映像は抜群。アンダーグランドな実験映画のような映像。
サウンドも色々なものが混じっている。ジャズもアジア的な民族音楽も日本の音楽も。
赤を基調にしたファッション。
そしてボーカルのマヒト(マヒトゥ・ザ・ピーポー)さんの特徴のある声。
メッセージ性のある歌詞。
彼は小説も書く多彩な才能。
インタビューに答えるとき彼の言葉の力に驚く。
音楽そのものなんですが、何かもっとすごいパワーを感じる。
GEZANこれからもっと聴きたいと思います。
今はこのバンドを知れて良かった。
あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。
/マヒトゥ・ザ・ピーポー
この曲聴くと泣けてくる。
GEZAN with Million Wish Collective「萃点 / SUITEN」
最初の叫びが好き!
GEZAN / 東京
ライブでも変わらない魅力。いやより凄い。
GEZAN // 東京 LIVE at 日比谷野外大音楽堂 独炎 2022.3.27