趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.078 音楽 米津玄師「M八七」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は音楽 米津玄師さんの「M八七」についてです。
今大人気の映画 庵野秀明&樋口真嗣コンビの「シン・ウルトラマン」の主題歌。
米津さんの声と作品がここまでピッタリとは!驚きと共に納得。
そしてこのMVの映像がすごい。本編にも負けないほど。
東京の街と重力が歪んだ世界が共存している。
MVの監督は林響太朗さん。独特の圧倒的な映像感覚でたくさんのMVを作っている
米津さんの「TEENAGE RIOT」も彼の作品。
東京の街、ビルディングの映像も美しいが、
個人的に好きなのは天井が低い部屋がマルコビットの穴を彷彿とさせ嬉しい。
結構知っている場所が多いので見ていてあっあそこだ!とにやけてしまう。
音楽はさすが主題歌というか、
一発で覚えてしまうほどのメロディーライン。
この主題歌がエンドロールで流れるということは、この音楽と共に観客の記憶に残るんですね。
まだ映画は未見で早く見たいです。
そして歌詞もすごく良い。
もちろん今時なので「ウルトラマン」という固有名詞は出てきませんw
ただ、米津さんは映画を見て作品の内容から作られたと思います。
「遥か空の星が ひどく輝いて見えたから」
「僕は震えながら その光を追いかけた」
「姿見えなくとも 遥か先で見守っている」
「微かに笑え あの星のように痛みを知る ただ一人であれ」
星、光、見守る、一人
歌詞もガッツリとウルトラマンの世界に寄せている。
米津さん、ボーカロイドの時代から好きですが
ヒット曲を連発し、紅白も出て、庵野さんの主題歌も歌って、
それでも毎回今までと違った面白い曲を作り続ける。
特色のある歌い手さんは案外途中で飽きられるところがありますが
米津さんはずっと良い歌を作るでしょうね。
作ってください。
今日はここまで。
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本当に譲りたくないものは絶対に明け渡すな
「この関門、このしきい値を超えた瞬間に自分が崩れてしまう」というところを自分でちゃんと設定して、そこだけは何があっても死守する。それは大事にしてほしいなと思います。
/米津玄師