趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.024 音楽 中村佳穂 「アイミル/Hank」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は音楽 中村佳穂さんの「"アイミル / Hank " from LIVEWIRE」
もうなんですか!音楽そのものような!
ここまで音楽と一体化している人なかなかいません。
もう音楽そのものなので自然にそのまま声が音楽になっていく。
即興に即興を重ねても何をしても音楽になる。
普通の人は血の滲むような努力して技術を高め、精神的にもゾーンを作り、
やっと作り出せるか調子が悪ければ失敗するかもしれない世界。
でも音楽の神様が憑依している天才は、ただ自分を解放すれば良い。
まあ勝手にそう思っているのでわかりませんが、そう思わざるえません。
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中村佳穂さんは3年ぐらい前に「きっとね!」で、ん!凄い!と思った方。
ミュージックビデオもイラストアニメーションだったので純粋に楽しそうな歌声が好きになりました。
何度か画質の悪いライブ映像を見て、歌は凄いがまだまだ荒削りですが、
凄い人を惹きつける。
そして、フジロック2019のライブ映像を見ました。
メガネの女の子が一人、大きな会場でたらら〜っと歌っているんです!
緊張とかそういうものも感じさせず、会場のすべてが彼女の声に吸い込まれます。
本物だ!
そして
細田守監督の「竜とそばかすの姫」で音楽と主役の声優に抜擢!
この才能、世間はほっておきません。
一気にメジャーに。
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このミュージックビデオは13:01もある長いライブビデオです。
本当にうまい人じゃないとライブ映像って難しいですが
天才の中村さんはライブ映像こそが彼女の本領を発揮できます!
この楽しそうな感じ。手拍子、ピアノ、何語かわからない適当な声も
口から出た瞬間に音楽へ変わる。
歌も本当に楽しそう。即興のスキャットや笑い声、もう練習じゃない天性なもの。
もう聞いていてこちらまで楽しくなっちゃいます。
今日はここまで。
時代性やジャンル、住んでいるところみたいなことには基本的に興味がなくて、私は音楽を聴いて、震える人に興味があるんです。
/中村佳穂