趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.258 音楽 ReoNa 「Alive」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は音楽 ReoNaさんの「Alive」についてです。
以前このnoteにReoNaさんの「シャル・ウィ・ダンス?」について書かせていただきました。
絶望系アニソンシンガー&コスプレイヤー・ReoNa(レオナ)さん。
陰のある美少女。
今回もアニメですが、「シャル・ウィ・ダンス?」とは全く違う感じの壮大な曲。
戦うゲームから派生したアニメ。
映画の主題歌のような壮大な物語のような、聴いていて心が震えなんだか涙が溢れそうになる。
MVの映像も火山の噴火口のような場所と、浮遊感のある水の中のイメージが交互に映し出される。
今まで人形のようだった彼女が、ものすごく感情を込めて、白い衣装も少し汚れて、手を広げて、”お歌”を歌う!!!
もう完全に世界に入っている。
火山の周りをドローンがぐんぐんと回る。
夕焼けか朝焼けか、曇天のマジックタイムの中。
ただ絶叫はしない、自分にピッチの中
しっかりと一言一言力強く歌う。
すごく芯が強い感じがする。
静かな強さ。
「何も残ってないな」
「何を守って、傷つけて」
「今まで生きてきたんだろう」
「理不尽と戦って」
「声を上げたって返事もない」
「I feel alive, with this pain」
確かに絶望的なワードが並べられる。
ただ痛みを伴って、生きていくという絶望の中から微かな希望を感じさせる。
アークナイツのゲームやアニメは全く知らないが、予告などの映像を見ると
感染者や戦争などが出てきて、あまり救いのない世界。
まるで今のコロナや戦争があるような現代の世界にも通じる。
まさにそのアークナイツの世界、今の世界に寄り添った歌詞。
ReoNaさん、「絶望系のアニメシンガー」と言われている。
メジャーな楽しい音楽と真逆だが、
あなたの曲に救われる人が必ずいると思う。
絶望に寄り添う。そして空へ手を伸ばし。
まさに「Alive」
死にたくない!
生きている!
生きていく!
今日はここまで。
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なぜ”お歌”なの?w
理不尽の波に飲まれながら、揉まれながら、
それでも己が信じる正義のためにまた明日へ進む方舟。
“痛みと共に生きていく”彼女たちに寄り添うお歌。
「Alive」、アニメと共に受け取っていただけますように。
/ReoNa