「賀正」
KITE Inc.代表の稲垣哲朗です。
本日2023.11.27をもって KITE Inc.は設立丸5年を迎え6年目に突入しました。
「ああ5年、、、あっという間だったなぁ。」
そんなことを遠い目をしながらつぶやけるほど平穏な日々ではなかったと思います。
非日常の中で生きなくてはならない混沌とした世界の中で、経営者として、一人の大人として多くのことを考えてきた5年でした。
でも今はマスクも外れ一人一人の表情がしっかりみえることができ、笑顔と共に朝を迎え、1人1人の喜怒哀楽を感じることができる。当然辛いこともあるけれどもそんな日常こそが僕はずっと心待ちにしていたんだろうなと思います。
そんな今は夜明け前のようにようやくこれから何かが動き出していくようなそんなイメージが頭に湧いてくるのです。
そんな新たな門出を迎える弊社に2名のディレクターが新たに所属してくれました。
今までは僕が主体となったお仕事=KITEの仕事になることが多かったのですが、これからきっとたくさんの人がKITEのお仕事に多くの彩りを与えてくれると思いますので紹介をしていきたいと思います。
1人目は河野将人(こうのまさと)さんです。
CG Director/Designerとして活躍してくれています。
https://www.instagram.com/masatokouno_/?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
元々は2022年に行われたMr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランスでステージ演出映像をつくてもらうために、インターネットで見つけて声をかけたのが始まりです。
とても日本人離れしたデザインをする人でずっと彼の作品のファンでした。とてもクールな描写かつビューティーな映像も作ってくれる人で今回僕から熱烈オファーをしてKITEに参加してもらいました。
きっといつかKITEが世界のステージに勝負する際に頼もしい存在になってくれると信じてやまないデザイナーです。
2人目は加茂前 莉華子(かもまえりかこ)さんです。
Director/Prodcution Managerとして活躍してくれています。
http://www.im-creator.com/free/kamon/kamon02
元々大手CM制作会社で制作進行として活躍していた彼女ですが、退職後フリーランスのアシスタントプロデューサーとして某CG大手制作会社で手腕を振るっていました。
本来学生の時にいろいろな実験映像を作っていて改めて音楽と映像の仕事を志したいと弊社を志望してくれました。
たくさんのお仕事の経験の中で培った丁寧で繊細な仕事の進め方はもちろんのこと、元々自身が持っているアート性を兼ね備えながら持ち前の明るさと吸収力を武器に新天地に挑戦してくれた音楽を愛する女性ディレクターです。
まだ実績は少ないですがおそらく持ち前のセンスを武器にたくさんのチャンスを手にして飛躍するであろう将来が楽しみな映像作家です。
3人目は西澤美里(にしざわみり)さんです。
現在Producerを目指して僕のマネージャーとして色々アシストをしてくれています。
学生時代は服飾関係の仕事を目指していた異色の経歴を持っていますが、
稲垣が携わらせていただいたライブ作品を見て3年前弊社を希望して入社してくれました。
同じく音楽、ライブを愛する女の子で持ち前の負けん気と運を武器に少しずつ成長を遂げているProducer候補です。
どんなに大きなアーティストでも動じない強いハートと信念でいずれこれからのエンタテイメントを支えてくれる一人になると信じています。
4人目は東口明日香(ひがしぐちあすか)さんです。
彼女は弊社で初めての従業員で、コロナ禍の苦しい時期もずっと一緒に戦ってくれた戦友とも言える信頼してやまない弊社のデスクです。
元々CM制作会社でPMとして勤務しておりましたが、バックオフィスとして会社を支える役目に転向し、経理・総務・広報を担当しながらもエンタテイメントの流行を敏感に察知し、KITEのポップ性を何倍も高めてくれる僕が厚い信頼を注ぐマルチな存在です。
僕自身も彼女と日常的に情報交換をすることで現在のエンタテイメントの流行をしっかりと理解できるので、弊社のムードメーカとも言える存在です。
以上メンバーのご紹介でした。
経歴もバラバラで個性豊かなメンバーが揃っている弊社の愛すべき仲間たちです。
この5年間でエンタテイメントも大きく変化しました。
今私たちが携わらせていただいている多くのアーティストとのお仕事が、日常から解放されて生きる活力に繋がっていること、それが当たり前でないことを私たちは身をもって実感してきました。
見出しに書かれているタイトル、決して先走っているわけでも季節感を間違えているわけでもありません。今の私たちに似合う言葉を探しているうちに、本当の意味でとても小さい会社なりの夜明けというか、6年目の新年のお祝いをようやく心から言えるのかなと思えたのです。
ゆえに「賀正」です。
今日から新たな年を迎え、何にも捉われず雄大に飛び回る凧のように我々らしいクリエティブを生み出せるように気持ち新たに進んでいきたいと思います。
そしてここから10年目に向けて1年1年、飛躍していきたいと思います。
今までお世話になった、そしてこれからお世話になる全てのアーティスト様、クライアント様。
まだまだ未熟な会社ではありますが今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
KITE Inc.代表
稲垣 哲朗