Yeti-file.08 蛇は助けたのか?マジで連れていかれる5秒前事件
息子氏が怖い話を聞かせてくれという年頃になったので、ウミサチの実体験の話をひとつお話ししたいと思います。
それはまだ息子氏が赤ちゃんの頃のお話です。当時、ウミサチは実家から離れたところで(車で3時間ほど)、ワンオペ育児をしていました。
住んでいたのは、5軒の棟割長屋、平屋のオンボロ社宅でした。
ちょっと古くて暗いからこわい感じがするだけで、5坪くらいの庭もあるしトイレとお風呂は別だし、結構広くて快適な良物件。
大きなスーパーは車で行かないと行けないけど、公園も近くてちっちゃいながらもJAがあるし。たぶん大丈夫だよ〜と決めた物件です。
出産後間も無く引っ越したこともあり、元気なつもりだったのですが、思ったよりも疲れが溜まっていたようで、精神状態があまり健康的ではありませんでした。
お昼に疲れ果ててリビングに寝ていると、夢を見ました。正しくは夢を見ている気はするが現実なような気もする。
しかし、寝ている自分が見えている自分もいるのでこれは夢なのだろうと思っていました。
そうしていると、真っ黒いコ○ンくんの犯人みたいな、ぼやけた黒の全身タイツのような人が寝ている私を起こしました。
私は夢から覚め、目をこすりながら立ち上がりました。それを見ているような気がするわたし。
コ○ンくんの犯人は私を呼ぶように真っ黒い顔をこちらに向けて、私についてくるように言っている気がします。
そのまま黒井さんは廊下に出ていき、私もそれについて歩いていきます。
ついていく私を見ているわたし…。
廊下を真っ直ぐ玄関の方に歩いていく黒井さん。
「外に出るのか」と何も疑問に思わずついていく私。
今思えば、赤ちゃんの息子はどこにもいませんでした。その時は何も気づかなかった。
玄関で靴を……履いたかな?…履いて外に出ます、玄関前にはアスファルトの通路があり、そのまま黒井さんの歩いていく後をついて左に進みました。
見ている私も外に出る…。
その通路は台所の窓に面しています。窓の前の位置、通路の真ん中に何かがある。
「なんだろう……、カタマリ?…」
そう思った時、目が覚めました。
オンボロ社宅のリビングで、まだ昼間でした。息子も隣にいる。
夢を見ていたのか、汗がすごい出てる、頭がぼーっとして状況が把握できないので、タオルでだらだら流れる汗を拭きながら、さっきの自分と同じことをしてみました。
廊下に出て(左右確認)、玄関に行って(指差し確認)、靴は面倒なので裸足のまま、玄関の扉を開けて通路を確認しようと顔を出しました。
アスファルトに視線を這わせながら、ここを歩いて…左に行って……
いる…!!!!!!
なんかいる!!何あれ?!
うわぁーーーーーー。青大将じゃん。とぐろ巻いて日向ぼっこ???
やだーーーーめっちゃこっちみてる。
あ、目が合った?
「わずかの間に青大将はスルスルとどこかへ行ってしまいましたとさ」と、大きくなった息子に聞かせたところ、ドン引きされました。しかも、蛇はうんこ座り呼ばわり。
なんでー、ウケない。おかしいなぁ。とぐろ巻いた蛇って受けないのかなぁ。
そこで私は、その蛇について息子と考察することにしました。
息子氏の予想は「山の怪」
いいですねー。山を宅地開発したとこだから「山の怪」いい予測だね。タロットに聞いてみよう。
Q . 蛇は何者だったのか?黒井さんが蛇なのか? 私を連れて行こうとしたのか?
そうか、へびは通りすがりの宇賀神だったのか。けど「うがじん」ってだれ?たかじん?
ググってみたら貴方だったのか、おぉービジュがうんこ座り!!
貧乏ながらに家庭菜園で、食料生産と環境美化に励んでいたのを哀れに思った、出張先の宇賀神が出先の時間外でひと仕事してくださった。と出ました
ありがとう!!!宇賀神! マジで連れていかれるところだったよ!!
マジ神🐍
タイトル回収できたし、ちゃんと生活してたら見てくれてる何かはいるし、ワンオペ育児と出産後の引っ越しは良くないってことだね。
ではでは、それではまた、お元気でごきげんよう。
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