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【全文無料】煌世主ノ正裁Z採用 サバキZ解説

こんにちは、イナえもんです。

今回は10月21日発売の「頂上決戦!!デュエキングMAX 2023」に収録されている煌世主の正裁Zで強化されたサバキZの構築解説になります。

※注意

この記事はサバキZの基本的な動きが分かっている人向けの記事となっています。

記事内では基本的な説明が省略されているので、分からない方は各自でYouTubeなどで動きを見てください。

オススメの動画↓

まず解説していくリストがこちら↓

10/29 ネクプロCS3位

先日参加したCSで3位になったリストです。

煌世主の正裁Zが発表された日からほぼ毎日、平日夜3時間1人回しして辿りついたリストがこれです。

採用カード1枚づつ解説していきます。

・正義ノ裁キ

この後紹介する憤怒スル破面ノ裁キの上位互換カード

使うと色んな人に「こんなカードあったの??」と聞かれますがひっそりと
DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」で収録されています。

憤怒スル破面ノ裁キと同様1ドローできるのと、表側でシールドゾーンにあると裁きの紋章を唱えられなくなる効果を無効にする新世壊の様な効果が付いています。

このカードの登場により今までサバキZの課題だった呪文メタに対する対抗策が生まれました。

また後程解説しますが、DG〜ヒトノ造ツクリシモノ〜が居る状況での転生ノ正裁Zとの相性も凄まじく4枚確定枠になります。

・憤怒スル破面ノ裁キ

正義ノ裁キの下位互換になってしまったカード

とはいえ2ターン目に裁きの紋章をシールドに置きながら1枚ドローするのが重要な為まだまだ採用されます。

ただし、枠がない為環境次第、構築次第では
枚数が減る、もしくは不採用になってもおかしくないのかなと思います。

今回の構築は安定感をひたすら上げたい考えだったので4枚採用しています。

・剣参ノ裁キ


山上3枚見て呪文またはメタリカを回収します。

足りないパーツを回収するのがメインの使い方ですが、
このデッキの性質上山札を全て掘り切れるのでボトムを固定する+わざと回収せずにデッキボトム3枚を押し上げる

など様々な使い方があります。

このカードも今回は安定感を上げたいので4枚採用していますが、環境、構築次第では枚数が減ると思います。

ただし憤怒と違いデッキボトムを固定+ボトムを押し上げる役割があるので不採用はできれば避けたいです。

・転生ノ正裁Z


シールドゾーンのカードを1枚手札に加える裁きの紋章Z

「サバキZ」の効果を使う為のキーカードです。

使い方が動き始めに使いだけではなく

煌世主ノ正裁Zがない時に集結ノ正裁Zと組み合わせてサーチ+そのターンに煌世主ノ正裁Zを使用するなどのテクニックもあります。

詳しくは過去に上げた記事を参照してみてください↓
https://note.com/inaemon/n/n2f24e383c1e5

回収したシールドのトリガーは使えないと書いてありますがこの効果、正義ノ裁キで無効化することができるので、DG~ヒトノ造リシモノ~がバトルゾーンにいると裁きの紋章をシールドトリガーとして使う事が可能です。

かなり使う機会が多いテクニックなので必ず覚えておきましょう。

デッキの核になるカードなので4枚確定枠です。

・集結ノ正裁Z


山札を2枚表向きにして呪文、メタリカ、ドラゴンを回収します。

初動というよりはサバキZが付いている為、動きの途中で使う事が多いです。

剣参と違いドラゴンが回収できるのでエモーショナル・ハードコアが回収できるので剣参でエモーショナルハードコアが見えてしまった場合はボトム固定して集結で拾うプレイを覚えておきましょう。

このカードも今回は安定感を上げたいので4枚採用です。

・煌世主ノ正裁Z

サバキZが戦えるようになった神のカード

サバキZでコスト7以下のメタリカを踏み倒すというイかれた効果を持っています。

このカードの登場によって今までサバキZの課題であった展開力が解決され、まさかの今までデッキの核だった煌メク聖戦絶十が不採用になりました。

展開だけでなく相手がブレイクした時に合わせて使い煌龍サッヴァークや達閃を出す事によって受けカードとして使えるとんでもカードです。

デッキの核なので4枚確定枠です。

・DG~ヒトノ造リシモノ~

煌世主ノ正裁Zが採用された事により注目を集めたカード

出た時に自分と相手のシールドをブレイクする効果と自分のメタリカと裁きの紋章にシールドトリガーを与える効果を持っています。

煌世主ノ正裁Zから出すと

もう一度煌世主ノ正裁Zを使える+他の裁きの紋章(剣参、集結など)達でリソースを稼げる

展開とリソース補充を同時にこなす事ができ、どんどん連鎖していきます。

ブレイクの処理が特殊で

1.お互いのシールドを選んで同時にブレイク

2.ターンプレイヤーからトリガー宣言→非ターンプレイヤーのトリガー宣言

3.ターンプレイヤーから解決→非ターンプレイヤーの解決

の順番で解決していきます。

処理を間違えないようにしましょう。

またブレイク効果は強制効果なので使い過ぎると自分のシールドがなくなり取り返しのつかない事になるのでDG~ヒトノ造リシモノ~出す前は必ず一度自分のシールドの枚数と相談してプレイするようにしましょう。

動きの初めの方で使うので最初は4枚採用していましたが

後半シールドの枚数が少なくなった時腐るのと枠の都合で今回は3枚採用になっています。


・サッヴァークDG


こちらも煌世主ノ正裁Zが採用された事により注目されました。

出た時に集結と同じで呪文、ドラゴン、メタリカを回収できますが、このカードはなんと3枚も回収できるのでリソースが一気に増えます。

またターン終了時の効果が2つあり

1つ目は裁きの紋章をコストを支払わずに使う効果

2つ目はシールドゾーンにある表向きのカードが3枚以上あればこのクリーチャーを破壊して光のドラゴンを出す効果

1枚でリソース確保と盤面展開をできるスーパーカードです。

紋章を使う効果で煌世主ノ正裁Zを使い達閃を出し、自信を破壊することで煌龍サッヴァークを出すなど1枚で強力な盤面を形成することができます。

こちらも枠の関係で3枚採用になっています。

・煌龍サッヴァーク

出た時に相手のカードを1枚相手のシールドゾーンに置く効果を持ちます。

シールドゾーンにある表向きのカードを墓地に置くことで自分のクリーチャーを守る効果が非常に強力で

表側のカードを大量に作れるこのデッキでは守り切れないという事はないと思います。

ドラゴン・W・ブレイカーはブレイクする直前に1枚づつ表側でおくか、裏側で置くかを選択でき、またシールドが0枚なら表側を選択することでLOを防げるので覚えておきましょう。

1枚引ければ十分ですが、初手で引いてしまった時にマナに置かざるを得ないので2枚採用になっています。

煌龍サッヴァークに限った話ではないですが、このデッキでこのような大型クリーチャーを採用する時に憤怒や剣参などのカードを減らして多く採用すると初手で引きすぎて結局埋める羽目になり、事故率があがる要因になるのであまりオススメしません。


・トライガード・チャージャー

転生ノ正裁Zの5枚目以降になるカード

転生との違いは

・チャージャーなのでマナが伸びる

・シールドを追加する効果がある為、転生やDG~ヒトノ造リシモノ~の効果を使う回数を増やせる

・盾に好きなカードが置けるので受けのプランを作るのか、攻めのプランを作るのかを決められる。

などが挙げられます。

転生よりメリットはありますが、

・3コスト

・裁きの紋章Zの為使った後シールドゾーンに表側おける為、他の回収カードで拾えば再利用できる。

など転生の方がメリットが強いので基本的に採用の優先度は転生>トライガードになります。

今回の構築も枠の都合により3枚になっています。

煌メク聖戦絶十を多く採用している場合、トライガードを1ターンに何回も使える為4枚採用したいですが

DG型の場合1ターンに1枚しか使う事しかできないので3枚でも良いのかなともいます。


・天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ

このデッキの受け札

相手のクリーチャーを全てフリーズする効果を持ち、相手のクリーチャーの攻撃宣言時に自分の表向きを3枚を裏向きにするとコストを支払わずに使えます。

1枚しか入っていませんが、山札を全て掘り切れるので1枚入れておくだけで勝てる試合は非常に多いです。

環境ではアナカラージャオウガに対して使う事が多く、相手がクライマックスジャオウガを出してきたとしても、表側3枚さえ残しておけばなんの問題もありません。


・無双の縛り達閃/パシフィック・スパーク

ナラブ。ダメ。ゼッタイ。

メタクリーチャーその1

メタクリーチャーの中では6コストと重いですが、煌世主ノ正裁Zで0コストで出るので問題ありません。

相手が自身のターンに1体しかクリーチャーを出せない為、ほとんどのデッキに刺さる万能なメタカードです。

パワーが低めで単体だとカツキングなどで簡単に突破されてしまいますが、煌龍サッヴァークで除去耐性を付けるとパワーマイナス以外で突破されなくなり非常に強力です。

従来のサバキZでは1ターンに煌龍と達閃両方出す事ができませんでしたが、煌世主ノ正裁Zの登場によりこれが可能になり環境に食い込むデッキパワーを取り戻すことができました。


・神聖龍エモーショナル・ハードコア

メタクリーチャーその2

メタリカではない為、煌世主ノ正裁Zから出る事はありませんが

光のドラゴンなのでサッヴァークDGの終了時効果で出す事ができます。

達閃の効果ではカバーしきれない単体で強力なクリーチャーを無効化する為に採用されています。

また達閃と違い自分のターン中も指定したクリーチャーの能力を無視してくれる為、相手のホーリーエンドなどの除去以外でこちらの攻撃を止めてくる受けをケアする事もできます。

今回2枚採用されていますが、サッヴァークDGでしか出せないので今後1枚になる可能性も考えられます。


以上解説になります。


煌世主ノ正裁Zの登場によりCSでも戦えるレベルまでデッキパワーが上がったと思います。

ランキングを気にする方などにはオススメはできませんが、爆発量があり展開ルートも開拓し甲斐があるので何か新しいデッキを触りたい方にオススメです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

後日構築の相談し合ってた紅蓮(https://twitter.com/illust_me)から更に詳しい解説記事が出るそうなので興味のある方は是非そちらも併せてよろしくお願いします。


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