コミュニティはただの副産物
どうも!いなっちです。
昨日は、ローカルシフトアカデミーの卒業生とオンライン飲み会。とても感慨深いものがありました。
やっぱり、最高だなこのメンバーと思い2時間以上話していました。
あーだこーだと近況報告。
様々な変化と、驚きの活動をしている人たち。
やっぱり面白い!!
この「オンライン飲み会」で、ありがたいことに僕の思考や考え方に興味を持っている人がいました。その中で、コミュニティをつくるために僕は何をやっているのかなと思い、今回noteを書きます。
僕が「コミュニティを作る上で大事にしていること」を書こうと思ったが、結論コミュニティなんてものは故意的に作れない。チームは作ることができるが、コミュニティはどちらかというと副産物にあたる。
イメージで言うと、コミュニティは「温泉」。湧き上がっているものが、心地よいから集まってくる。その心地よさを生み出すことがコミュニティのコア。
その中で、僕自身が心地よさを生み出すためにやっていることをまとめよう。
1 みんながツッコミを入れれるボケする
イベントやスクール運営では、ファシリテーター(進行)を行うことが多い。「誰でもわかるボケをして、少しスベる」ということを大事に進行してます。
「スベる」というと一般的には悪いイメージですが、バラエティ番組をよく見てみるとスベるから場が和らぎ発言が活性化します。しかしながら、場が凍るようなスベりはNGです。
大事なのは「少しスベる」ということ。少しスベるためには、自分のキャラを確立させることが重要です。自分のキャラを知った上で発言する。いつも、僕は“いなっちだったらこう言うなー”と思って少しスベっています。
2 話を最後まで聞く
「話を最後まで聞きましょう」と、小学校から先生に言われてきました。大人になって思うのは、人の話を最後まで聞く人が少ない。つい言いたくなってしまいますね。僕も完璧にできているわけでもなく、努力して聴こうと思っています。人の話を最後まで聞くと、その人は話きっているので、僕が話すことを聞く姿勢になっています。聞く姿勢でない人にいくら発言しても、受け取ってくれません。
大事なのは、相手が受け取れる姿勢になって言葉を送る。ついつい話したくなる人は、最後まで聞くと、あなたの言葉が必ず相手に届きます。
3 いま思ったことを話す
2の話と続きですが、次の展開を考える人は目の前の人の話を聞いていません。この人の話が終わった後の沈黙が怖いので、話を聞きながら展開を考える。しかし、展開を考えていると人の話を聞けなくなります。初めは怖いかもしれませんが、まずは聞くことに集中する。その時に感じたことや思ったことを質問しよう。
次の展開を考えずに話を聞くことが怖いと言う人は、対話をやってみることをお勧めします。対話は沈黙の時間があることが推奨されます。沈黙を恐れずに、言葉を紡いでいく。「聞く」ということを体得するためには対話はとても練習になります。
4 誰よりもリラックスする
ファシリテーターが緊張していると、コミュニティに100%反映されます。だから、自分からリラックスする。温泉も熱すぎたり冷たすぎたりすると、人は集まらない。だから、自分が一番リラックスする。
熱くもなく冷たくもない丁度いい温泉をイメージして、それに浸かっている自分を想像してファシリテーターをしましょう。初めは怖いかもしれませんが、まずは自分が温泉になってみよう。
最後に
コミュニティの源泉はいつも自分です。自分の泉質(キャラ)と温度(言葉)を大事にすることで、自然と人が集まっていくコミュニティになるのではないでしょうか。
ありがとうございました。