【過程公開】SDGs × デザインシンキング
どうも!いなっちです。
2021年3月20日(土)に、MRTmiccで開催された「MIYAZAKI SDGs ACTION」の最終発表がありました。僕はファシリテーターとして、このプロジェクトの伴走支援を行いました。
日時:2021年3月20日(土)13:00~16:30
会場:MRT micc
概要:SDGsの目標達成に向けて自分ごと化しアクションプラン発表
僕たちのチームは、「マルイチ(地域のスーパーマーケット)」と「宮崎県立日向高等学校」、「宮崎大学」のメンバーで構成されSDGsに対するアクションを行いました。
本プロジェクトにあたっては、「デザインシンキング」をベースにプロジェクト伴走しました。発表までの過程をこのnoteに綴ります。
SDGsに対するアクションやプロジェクトを生み出す際に参考になればと思います。
デザインシンキングとは?
①共感
②課題設定
③アイディア
④プロトタイプ
⑤検証
の5つのプロセスを回して、商品やサービスを生み出す考え方。
(詳細 https://www.sbbit.jp/article/cont1/36269)
最終発表の内容
発表は3:19:00ごろからスタート
最終発表の様子をスクショしたもの(一部)
発表後は、宮崎銀行会長の平野亘也様からも講評をいただきました。
マルイチチームは発表会の最後だったので、ずーーと緊張していました。発表する台本を準備して何度も読み合わせ、スライド送りの最終確認など最後の最後までどうやったら伝わるかを考えていました。
発表が終わった後は笑顔が見えて、このプロジェクトに対して真剣に向き合ったのが伝わりました。
発表までの過程
コロナ禍でのプロジェクトだったので、会議はほぼオンライン(zoom)を活用して実施。緊急事態宣言が解除され、現地での視察や会議を行いました。
<1回目>オンライン会議
0)概要説明と自己紹介
1)自分にとってこのプロジェクトがどんな意味になるのか言葉にしてみる
2)自分のできる/できない/好き/嫌いをチームに共有する
3)自分のSDGsについての理解度をチームに共有する
4)対話を通して「自分たちが考えるSDGsとは何か」を決める
(宿題)決めたテーマについて現場に行き、4の視点で現場を観察する
<2回目>オンライン会議
5)観察の中での気づきを共有し、チームで言葉にしていく
6)「How might we~?」の形に、課題設定する
(宿題)課題に対する自分のアイディアを試作する(ラクガキ程度可)
<3回目>オンライン会議
7)自分が考えてきたアイディアを共有する
8)アイディアに対して意見交換を行いブラッシュアップする
(自分で考えてきたシールやポップについて説明)
カメラを切り替えてアイディアを写していました。
(自分のSNSでアンケートを実施、160人が回答)
<4回目>現地視察と会議
9)現場に行きアイディアを検証する(現物を当てはめる)
10)検証した時に感じたことを共有する
11)改めて「How might we~?」の形で課題設定する
<5回目>SDGsカードゲームと会議
体験)SDGsカードゲーム
12)課題に対してのアイディアを考え検証する
13)結果を考察しプレゼン資料を作る
<発表当日>
振り返り
今回、マルイチさんと日向高等学校と宮崎大学のプロジェクトを伴走させていただきました。僕自身も、学びが多く、探究学習を通して生徒たちの主体性を感じることができました。
裏話ですが、発表当日に関係者から「裏でデザインシンキングを回してたよね」と言われました(笑)
今後も、宮崎県をはじめプロジェクトの伴走者として活動していきたいと思います。デザインシンキングを活用したプロジェクト支援例などで、ご活用いただければと思います。
ありがとうございました。
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