
独立して10年。やる気が出ない時
2015年に脱サラして、独立から10年目がもうすぐ終わる。 ふと、なぜ続けて来れたのかを色々と振り返ってみます。
毎日自分を成長させることの難しさを何度も実感してきました。やる気が起きない日もあれば、思ったように進まない日もある。そんな日々の中で、「昨日の自分より今日を少しでも前進させる」という考え方が、私にとって大きな支えになっています。
やる気が起きない日でもできること
やる気が出ない日もあります。例えば、「今日は本を読もう」と思っても、5ページ読んだところでどうしても集中力が続かなくてやめてしまうこともあります。しかし、その5ページすら読まなかった昨日と比べれば、今日は5ページ分だけ成長したと捉えるようにしています。
何か大きな成果を求めるのではなく、少しでも前進することを意識する。それがどれほど小さな一歩であっても、「昨日より進んだ」という感覚が、自分を責める気持ちを軽減し、次の日に繋げる原動力になっています。
自分の立ち位置を知るために
毎日何本歩いているのかを把握しないと、自分がどこにいるのかが分からなくなる。私は、自分の取り組みを小さな単位で記録するようにしています。例えば、「今日は何ページ読んだか」「今日はどれだけ撮影や編集に取り組んだか」を数値で振り返ることで、進捗を確認します。
振り返ることで気づくのは、昨日サボった分があると、そのまま見過ごしてしまうと自己嫌悪に陥る可能性が高いということです。だからこそ、昨日の自分を補うために今日を頑張るという意識を持つようにしています。
基礎練習こそが一番の近道
ついSNSでは派手な3ポイントシュートやトリックプレーをアップしたくなるものです。目立つ成果やクリエイティブな瞬間を共有することは、モチベーションにも繋がります。しかし、10年経った今振り返ると、基礎練習を日々積み重ねることが一番の近道だったと感じています。
派手な成果を見せる裏には、必ず膨大な基礎練習が積み重ねられています。その積み重ねを怠らず、地道な作業を続けることで、目立つ成果が自然と現れるようになるのだと思います。
鞭を入れつつも、積み重ねる意識を持つ
昨日の自分に鞭を入れる感覚で、今日取り組む量を増やすこともあります。「昨日休んだから、今日はその分も進めよう」と思えば、少しずつでも遅れを取り戻せます。ただし、これは無理のない範囲で行うことが重要です。
最も大切なのは、「続ける」ことです。一日だけ頑張っても、それが途切れたら成果にはつながりません。昨日より今日、そして今日より明日、少しずつでも積み重ねることで、長期的に見ると大きな差になると実感しています。
振り返り
やる気が起きない日や失敗した日があっても、それを取り戻そうとする意識を持つことが大切です。私自身、「今日は5ページしか進まなかった」と嘆くのではなく、「昨日より5ページ進んだ」と考えるようにしています。それがどれほど小さな一歩でも、積み重なればやがて大きな成果になると信じています。
さらに、地道な基礎練習の重要性を忘れず、派手な成果に焦ることなく、日々の積み重ねを続けること。それが10年続けてこられた理由の一つだと感じています。これからも、基礎を大切にしながら、昨日より今日を少しでも前進させる姿勢を続けていきます。