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独立して10年。スキルを上げる情報の精査

2015年に脱サラして、独立から10年目がもうすぐ終わる。 ふと、なぜ続けて来れたのかを色々と振り返ってみます。


スキルを磨くためには、さまざまな情報源や学びの手段があります。私自身、以下の方法を活用しつつ、情報の信頼性や使い方を常に意識してきました。

情報の信頼性を見極める重要性

情報を活用する際に特に重要なのは、その情報を発信している人が経験を基に話しているのか、それともどこかの情報を右から左に流しているだけなのかを見極めることです。

たとえば、「熊本で美味しい居酒屋を教えてほしい」と言われたとき、SNSで見かけた美味しそうなお店をお勧めするのと、自分が実際に行って美味しかったお店をお勧めするのでは、情報の性質が異なります。どちらも情報として有用ではありますが、情報なのか体験なのかが混ざっていることで、信用度が変わってきます。

特にWebやSNS上では、こうした背景を伏せたまま発信されている情報が多いため、何を信頼するかを慎重に判断する必要があります。自分自身のビジネスに直結するような内容であればなおさら、情報の出所や発信者の背景をしっかりと確認し、正しい判断を下すことが求められます。


私が注意してきたこと

  1. 情報発信者の背景を確認する
     その人がその分野の経験者なのか、単に他の情報を転載しているだけなのかを見極めるようにしました。特に実績や過去の発信内容をチェックし、信頼に値するかを判断しています。

  2. 情報と体験の区別を意識する
     情報として得た知識をそのまま使うのではなく、可能な限り自分で体験してみることを大切にしました。例えば、新しいドローンの機能について知ったら、実際に飛ばしてみて、その情報が正しいかどうか、自分にとって有用かどうかを確かめるようにしています。

  3. 信用に関わる情報を特に精査する
     私の仕事では、提供する情報が信頼性を担保できていなければ、クライアントからの信用を失うリスクがあります。そのため、WebやSNSの情報を使う際には、発信者の意図や情報の出所を明確にしたうえで活用するように努めています。


情報を使いこなすために

情報を集めること自体は簡単になりましたが、どの情報を信じ、どのように使うかは自分の判断力にかかっています。私は、信頼性の高い情報を得るために、できるだけ一次情報に近いものを選ぶようにしつつ、発信者の背景や意図も確認するようにしています。

特に、情報を発信する立場になったときは、自分が体験したことなのか、他から得た情報なのかを区別し、正確さを意識して伝えることを心がけています。こうした姿勢が、長期的な信頼や価値を生むと考えています。

これまでの経験を通じて、「情報の信頼性を見極める力」は、スキルを高めるうえで欠かせない要素だと感じています。それは単に正しい判断を助けるだけでなく、自分の仕事の質や信頼性にも直結するからです。これからも情報を慎重に選び、自分のスキルを高めるための指針として活用していきたいと思います。

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