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実はデザイナーに読んで欲しい本!『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』📕

私が書いた『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』は、タイトルこそビジネスパーソンとなっていますが、実は、デザイナーにこそ読んで欲しい本です。

ビジネスパーソン向けにおすすめポイントを書いた以前の記事はコチラ👇✨

さて、実は普段、私が講師をしているビジネスパーソン向けのデザイン講座にも、デザイナーの方やデザインディレクションをされている方が、多くいらっしゃいます。

なぜデザイナーやデザインを仕事にしている人が学びに来るのか?
それは……

「デザインが言語化できず、クライアントに上手く説明できない」
「クライアントとのコミュニケーションに失敗してしまう」
「独学で学んだから、実は基礎に自信がない」
「デザインとは何か?を語ることができない」

など、多くのデザイナーが不安や課題を抱えているからです。
この『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』は、そんな方に、とても役立つ内容になっています。

今日は、『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』は、実はデザイナーの方にこんな観点で役立つよ!ということを書いてみようと思います。
大きくはこの3つです。

・「デザインの言語化」でトラブルを回避する
・「デザインの価値」を説明できる
・「そもそもデザインって何?」を語れるようになる

さて、具体的に整理してみましょう。



・「デザインの言語化」でトラブルを回避する

デザイナーが本書を読んで、得られることの1つ目。
それは「デザインを言語化する力がつく」ということです。

デザインをプレゼンする時に困る、というデザイナー方が多くいます。
それは、どの案がどういいのか、言葉で伝えることが難しいからです。

多くのデザイナーは、感覚的にデザインが分かってしまいます。
自分は言語化するまでもなく、これがいいと分かってしまう。
言葉にするより、手が先に動いて、デザインができてしまうのです。

だから、いざ人に説明してと言われても「だって、これがいいに決まってるでしょ」という言葉しかでてこない、という気持ちもよくわかるのです。

しかし、クライアントはデザインの素人。
残念ながら、同じように感覚的に分かるわけではありません。
だからやはり、言葉で説明する必要がでてくるのです。

しっかり言語化してデザインを伝えられるようになれば、クライアントとの意思疎通がスムーズになり誤解がなくなります。

そうすれば、発注時の思わぬトラブルや、修正地獄から抜け出すこともできるようになります。そしてクライアントと継続的な信頼関係を築くことができる可能性も、ぐっと高まるはずです。

デザイナーのみなさんには、本書で「デザインを言語化する方法」を知り、クライアントとのコミュニケーションを円滑にしてもらいたいと思っています。


・「デザインの価値」を説明できる

デザイナーが本書を読んで、得られることの2つ目。
それは、「クライアントにデザインの価値を説明できるようになること」です。

自分はデザインに、価値があることを、実感で分かっている。
でも、理論的に分かっているわけじゃない。

だから、クライアントにそれをどう説明していいか分からないと、悩んでいる方は多くいます。

「このデザインにはどんな価値があるのか?」
「この値段をつけるだけの意味があるのか?」

そんなクライアントの疑問や質問に答えていくためには、「デザインには値打ちがあるんだ」ということを説明する言葉を知っておく必要があります。

本書には、そんなデザイナーの方に武器にしてもらえる言葉がたくさんあります。

「この言葉を使えばよかったのか!」
「こう説明すれば、説得できたのか!」


と、多くの気づきを得ていただけるはずです。


・「デザインとは何か?」を語れるようになる

「デザインって、そもそも何なの?」と、ほとんどのクライアントは疑問に思っています。また、独学のデザイナーの方や、感覚的にデザインを掴んできた方の中には、それを自信を持って語ることができない、という方もいるかもしれません。

多くの人は「そもそもデザインって何?」と聞くことを躊躇してしまいます。
なぜなら、恥ずかしいからです。


「デザインが分からないやつだと思われたくない」
「センスがないと思われたら、カッコ悪い」
「分かってるフリをしないと、馬鹿にされてしまうかも」

そんなふうにクライアントもデザイナービギナーも、実は少し怖がっているのです。ですから、デザイナーの方には、本書から「デザインとは何か?」を説明する言葉を盗んでほしいのです。

デザインを説明する言葉が手に入れば、自分自身の仕事や立場も明確になります。
自分の仕事が、確かに役立つものであるという、自信にも繋がります。

ぜひ、自信を持って「デザインとはこういうものですよ」と説明できるようになってください。そうった説明ができるデザイナーは、クライアントとの信頼関係も強くなるはずです。

さて、いかがでしたか?
デザイナーの方に、本書を活用していただけるポイントが伝わったでしょうか。

ぜひ、『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』を読んで、お仕事をワンランクアップさせてくださいね!😊


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