ロゴの条件 デザインイナバノの場合
今回は私の仕事、デザインイナバノのロゴ制作のおはなしです。
ラフはこちら。(※荒すぎて正直人に見せるレベルではない。)
・モチーフはウサギ
・男性受けする可愛さ
・可読性
+下のロゴと対になること、を重視しています。
併設のアイスショップ。(兼業します)
・同じくうさぎモチーフ
・女性受けする可愛さ
・可読性<イメージ
アイスショップロゴはまた別の機会にお話するとして、今回は、デザイン業のロゴについて。
上記のイメージから絞っていきました。
線は強弱なしでくっきり力強く、アイスショップがブルーなのでこちらはレッド系?圧を抑えたいのと可愛さを加えるためグラデーションが欲しいな。ブラックを入れる予定だったけどこれも強すぎなので濃い目のグレーに。
ここではざっくり決めるだけ、デザインが決まったら再度絞っていきます。
フォントはどうでしょう?
画像を見ると決定したフォントより細目で選ぼうとしているのが分かりますね。スマートな感じを出そうとしていました。
それでもやっぱり違和感。今回自身の仕事のロゴを作るので、
スマートな仕事はしたいけど、より大切にしたいのは楽しいこと。
アウトドアやミュージカルのような、非日常で豪快、わくわく、感動もあるイメージを表現するためガツンと太目で行くことに。いろいろなフォントを参考に、丸さとシャープさが可愛い文字を作ります。
自作していくとどうしてもいろいろ付け足したくなるのですが今回はぐっとガマン。可読性と信頼感を重視でストレートにいきました。
こちらもロゴマークとのバランスで変更・調整を繰り返します。
今回はロゴセミナーを受講したので、添削をしていただき、再度文字位置など調整。フォントはもう少し細いと可読性が上がります、とのことでかなり悩みましたがそこだけは『アウトドアやミュージカルのような、非日常で豪快、わくわく、感動もあるイメージ』を優先しました。
目的がWEBサイトと名刺で、遠くから見るものへの印刷ではなかったのというのも決め手ですね。
ロゴ制作ってこうしてみると色々考えることが多いという印象かもしれませんが、逆に『絞っていけるのでアイデアを出しやすい』と思います。
また、何より実際に手を動かすこと。頭の中とは全然真逆のデザインが実はイメージにぴったりだった、というのもよくある話。
思いついたキーワードをどんどん書き込んで、いろいろな参考資料を読み音で、ひたすら絵を描く(ラフは紙がやっぱり早い!)
満足いくまで眉間にしわを寄せる日々ですが、デザインを楽しんでいます。何かあればお問い合わせください。
きっと効果的で結果につながるデザインをいたします!
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