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”拠点を作る”という種は蒔いた

いよいよ始まった泰阜の未来を面白がっちゃう『むらがるプロジェクト

当地域のコロナ警戒レベルが上がったことを受け、急遽オンライン開催になったものの、参加者がサクッとZoomミーティングに移行できたのはなんとも今風だなと感心。

割引クーポン探しまくってZoomのプレミアムアカウントを取った甲斐があったというものです(笑)

”3人集まれば成功” と思っていた当プロジェクトのスタートも、フタを開けてみれば7人の参加者。人口1600人弱のこの村で7人も自主的に集まるとは、、、村長も真っ青の注目度。

平均年齢40歳くらいだと思うけど、もうちょっと若い層も入ってくれればさらに面白くなるだろうね~^^

若い人~✋新しいことには最初から入ったほうが先行者利益があるよ~!

なんて言ってみたり。。。まぁ誰も見てないだろうな。(すでに隣町の方からも「入ってみたい!」と声をかけてもらえたり、幸先いいです^^)

失敗上等!で行動しなければ、こんな結果は得られなかったと思うと、ウジウジしてた自分の時間はなんだったんだろうと反省。

・こんな会があるといいな・・・
・誰か始めてくれないかな・・・

の発起人は実は自分だったというオチ。

コミュニティにおけるそれぞれの役割とは

まだ第1回にして自分の役割も見えてきた。

むらがるプロジェクトにおける僕の役割とは「仕掛けること」だ。実際に何の勝算もなくプロジェクトを立ち上げることができたのだから、きっと仕掛けること・企画することに向いているんだろう。先頭切って失敗を拾っていく役割だ。

自分に向いている = 能力 を発揮できる分野でそれぞれの行動をとっていけば、おのずと役割分担ができ、大きなストレスなくコミュニティの運営ができるような気がしてる。

・人と人をつなげるのがうまい人
・友達・知り合いが多い人
・教育に関する知識が豊富な人
・財政に詳しい人
・自然を大切にしている人
・ITに詳しい人
・アイデアが豊富で常に問題意識を持っている人
・地元に恩返しをしたい!という思いの強い人

こういう思い・ノウハウを持ち続けている = 能力だと思う。だからこの『むらがるプロジェクト』を ”だれかの「やりたい!」を応援する場にしたい” と参加者に説明した。

誰かを応援したい!こんなことがやりたい!!と言う人たちの拠り所となれるといいなぁ。サードプレイスってやつだね。

実はたくさん居る「何かやりたい人」

はじめてみてわかったことがある。「何かやりたい人」も「この地の未来を考えている人」もたくさんいるということ。

ただ、考えてはいても行動するまで気持ちが固まっていない人も多い。また、誰に相談したら?・・・どうやって仲間を募ったら?・・・と一歩踏み出すまでに計画倒れになってしまうこともあるんだと思う。

そうやって立ち消えていった思いやアイデアの中に、この地域の未来を担うものがあったとすれば、それは本当に大きな大きな損失。

必要なんだよね。アイデアを否定されない場所。「それやろう!!」って面白がってくれる仲間って。

チャップリンの言葉に

人生に必要なのは、勇気、想像力、そして少しのお金だ

という名言があるけど、勇気も、想像力も、お金だってみんなで出し合えばいいんだよね~。行政の支援を頼ったり、補助金目当てで始めるのではなくね。

大事なのはやっぱり「余白」

オンラインでいろんな人と話してみて感じるのは、

 みんな関りたがっている

ということ。

むらがるプロジェクトの1年目は地元を知る勉強会にしようと思ってスケジュールを組んだ。参加者に負担をかけないため、毎月の勉強会の資料は全部自分で作るつもりだった。

でも、「資料作り一緒にやりたい」「インプット手伝えまーす」という手がいろんなところから上がる・・・泣ける。

もしこれが職場なら、一生勤めます、その会社(つд⊂)エーン

つまり、なんでも理詰め・缶詰めで付け入るスキをなくすのが準備ではなく、みんなが関わる余白を残すこと。これも準備なのだよね。

【余白】は、僕自身いちばん大事にしてる感覚だったのに失念してた。みんなの”関わる権利”を奪っちゃいけない💦よーし、一緒にやるぞー!

ちなみに次回勉強会は

2021/02/26(金) 20:00~オンライン開催
テーマ「村誌から読み解く泰阜村の個性と豊かさ」

この村に長く住んでる人も「泰阜村に何年前から人が住んでたのか」とか「この地に、命を賭して皆の生活を守ろうとしたヒーローがいる」ってことは知らないんだろうな~。

やはりこの地の歴史・DNAを知るって面白いです^^

仲間はいつでも募集してまーす✋


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