2022.02.27 中山記念〜令和の逃亡者が現れたという話
競馬の話は旬なうちに書かなければならない。
先週そう学んだので、旬なうちに今日の中央競馬について書こうと思います。
前置きしておきますが、私は競馬を見始めてまだ1年の初心者です。目下勉強中で知識も不足しておりますので、稚拙な文章になるかと思いますがよろしくお願いします。
今日の中山メインレースはGⅡ・中山記念(芝1800m)でした。
1着になった馬には4月のGⅠ・大阪杯への優先出走権が与えられるということで、春の中距離戦線を占う重要なレースなのですが、
勝ったのは2番人気に推されたパンサラッサでした。
本当に面白い馬が現れたな、という感じです。
パンサラッサは去年の福島記念(GⅢ)で鮮やかな逃げ切り勝ちを収め、暮れの有馬記念(GⅠ)にも出走したのですが、最終コーナー前で馬群に飲まれて敗戦しました。
今日はトーラスジェミニ・コントラチェック・ワールドリバイバルなど前に行きたがる馬が多いし、中山は坂もあるし、簡単に逃してもらえるだろうかと思っていましたが、パンサラッサのハイペースには誰もついていけなかったようです。GⅡでも大逃げ勝利、強かったですね。
福島で大逃げを打って勝ったので「令和のツインターボ」なんて呼ばれているみたいですが、もし大阪杯で活躍するようなことがあれば「令和のツインターボ」じゃ終わらないかもしれませんね。
ちなみに、私が◎を打っていたのは1番人気のダノンザキッドでした。残念ながら出遅れが響いて7着敗退となってしまったので、馬券的には大外れでした。
2歳時にホープフルステークス(GⅠ)を勝って2歳牡馬の頂点に立ったダノンザキッド。私が競馬を見始めた頃は「クラシックホースの最有力候補」なんてメディアに書き立てられていたように記憶しているのですが、1番人気に推された皐月賞でブービー15着大敗。クラシック戦線から離脱して秋からマイル路線に転向、富士ステークス(GⅡ)4着、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)3着と調子を取り戻しつつあり、勝利経験のある中山で復活の狼煙を上げることを期待していたのですが、今回は勝つことができませんでした。
とはいえ、ダノンザキッドの馬生にはドラマがあると思っているので、今後も注目していきたいと思います。
来週はオーシャンステークス(GⅢ)・チューリップ賞(GⅡ)・弥生賞(GⅡ)のトリプル重賞です。いよいよクラシック戦線の前哨戦が始まりますね。
去年の2歳王者・2歳女王も登録しているみたいなので、楽しみに待ちたいと思います。
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