ナランフレグ号 GⅠタイトル獲得おめでとう!!(2022.03.27 高松宮記念)
昨日、「高松宮記念ではレシステンシアにもう1つGⅠタイトルを取らせてあげたい気持ち半分、ナランフレグの重賞勝ちを見たい気持ち半分」と書きました。
今月始めのオーシャンステークス(GⅢ)の際にもナランフレグの記事を書いたとおり、私は去年からナランフレグを応援しています。
前置きは程々にして、
ナランフレグ号 高松宮記念優勝おめでとう!!
正直、私も「一発はあるかもしれない、だけど追い込み馬の宿命として展開が向かなければ不発に終わるかもしれない、しかも相手も強い」と少し不安で、有識者の皆様からも厳しいと評価されていたのか、単勝8番人気でした。
レースはいつも通り後方に待機して、最後の直線に入ったところでインを差しにいきました。追い比べになりましたけど、最後馬群の間から白い帽子が抜け出てきた時は思わず声が出てしまいました。
昨年の終わり頃からリステッド競走やGⅢで結果を残せるようになり、重賞制覇まであと一歩と思っていたのですが、まさか初重賞勝利をGⅠで挙げられるなんて……本当にこの馬を応援していてよかったと思います。
鞍上の丸田恭介騎手は16年目にして初GⅠ勝利、宗像義忠厩舎にとっても初のGⅠ勝利、村木克成オーナーもこれが初の重賞勝利。更にゴールドアリュール産駒として初めての芝GⅠ勝利と記録ずくめの勝利にもなりましたね。
オーシャンステークスの記事にも書いたのですが、ナランフレグって芝のスプリンターとしては血統が独特で、父がダートでの活躍馬を多数輩出している大種牡馬ゴールドアリュール、母系にはブライアンズタイム(母父)とタマモクロス(母母父)がいるんですよね。なぜこの血統で芝の短距離なのか不思議です……
逆にレシステンシアは最後の直線で失速して6着に終わってしまいました。
フジテレビ系列「みんなのKEIBA」にゲスト出演していた「大魔神」佐々木主浩さんが「逃げた瞬間に『終わったな』と思った」と話していましたが、昨日の雨で重くなった馬場でハイペースで飛ばしていたのも原因かもしれませんね。
レシステンシアは昨年のこのレースもダノンスマッシュの2着、スプリンターズステークス(GⅠ)も2着、香港スプリント(GⅠ)も2着と惜しいレースが続いているので、もう1つくらいGⅠのタイトルを取るところが見たいと思っているのですが、今回も2つ目のGⅠタイトルには届かなかったですね。
並み居る実力馬たちを退けて見事春のスプリント王者に輝いたナランフレグ、秋のスプリンターズステークス(GⅠ)に向けても期待が高まります。
改めて、ナランフレグ号、丸田騎手、宗像先生、村木オーナー、本当におめでとうございます。これからもずっと応援し続けます。
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