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釣り賢者をめざして
釣りをする人同士、お互いがどれくらいの釣りをする人か見定めることがあってですね、上級者になればなるほど眼光鋭く相手を観察したりするんですけど、(私はわかんない笑)なかには釣りを極めた賢者のような人もいて。
昔、むかし幻のイトウを釣りにバイクで北海道に行ったときに、
勤めていた会社の人の親戚の会社の方の社員の方の親戚がイトウの釣りの名人で(もう誰それ、全然知らない人状態)
1日だけ同行していただけることになったんですよね。
まず道具のチェック、ルアーボックスもチェック(すごいでっかいラパラとか、ロングAとか山ほど持って行ってた)とライン(糸の太さ)をちらっとされまして、結構幅の狭い岩場のある川に連れていかれたんです、
バックハンドでピンスポットにルアーを投げていたらじーっとみられているわけですよ。
こちら釣具店の店長時代は店内でずっとお客さんいない間は、リールのメンテナンスか、ピッチングの練習してましたからね、
キャストコントロールは相当に自信がありまして、
そうしたらなんか合格したみたいなんです、(何に!?)
投げるのが難しい場所でテストだったようで、本当の秘密のスポットに連れて行ってもらったんです。
残念ながら、秘密のスポットでは、ロングAで釣れたのは30オーバーのウグイだったんですが、なんかすごい試される大地だったなって。
たとえば武闘家とかも相手が強いやつみたいのがわかるように、釣りも上級者になるとなにか感じるんだろうか、
この間も似たようなことがあり、
秋ごろキャンプで浜名湖にいって使う予定があった釣り餌のゴカイがあまったので、翌日息子を安城市へ送ったついでにお迎えまで知多でつりをしていたんですよね、
初めて行く場所でまあ最初は足場の良い場所で釣りしてたら何人か平日などで隠居されたおじさま方が会釈したり、釣れる―って話しかけてきたりしてたんですが、一人の方が私の仕掛けをじーっとみて、あんた、結構釣りするだろう、俺の秘密の場所おしえてやるよって、穴釣りスポットをおしえてくださったんですよね、どこを見てどう思ったかわかんないんですが。
なんだろうこの合格したとか、認められたというか、なにかにパスした感じ、息子に話すとすごいわくわくして話を聞いていました。
ただならぬ雰囲気とか醸し出せたら面白かろうと思いながら、
私もいつか釣り賢者になれるように精進したいと思います。