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ここに音楽で虹を掛けよう。【M@STERBOWL#5 イベントレポート】 #master_bowl

時はァ~~~元禄ゥ~~~!!

もとい、令和2年3月20日。

東京都中野区。

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3連休の初日となるこの日、アイドルマスターのオタクはこれから始まるイベントの波に溺れる予定 だった。(過去形)
御存知の通り世間は自粛の荒波に既に呑まれており、それはオタクも例外ではない。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS SPRING PARTY 2020 開催中止。

告知タイミングなどの是非はあれ、事実は事実として、知り合いと連番で両日現地のチケットを握っていた伊藤は重く深い悲しみに包まれた。

しかし、SPRING PARTY前日となるその日。M@STER BOWLは其処に在った。

というわけで

さる2020年3月20日、東京都中野区、heavysick zeroにて開催されましたアイドルマスターシリーズオンリークラブイベント「M@STER BOWL#5」にてDJ(Sakura Blossom名義)として出演致しました。

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良いフライヤーですね。

おことわり

本イベントは昨今の情勢に配慮し、開催地である中野heavysick zero様ご協力のもと、スタッフ一同、ならびに御来場されたお客様に対し、設置された消毒液を用いた手指消毒の励行(入場時ほか)、ならびにイベント中のMCで手洗い等対策の喚起、および演者転換時間中のメインフロア扉開放による会場内換気を徹底した上で開催致しました。

よし、免責免責!!(?

M@STER BOWLとは何か?

アイドルマスターオンリーのアニソンクラブイベントであり、特にイベントコンセプトとして「クラブに来たことがない・アニクラに興味はあるけどよくわからんので怖い」という方をメインターゲットにしており、クラブは怖いところじゃないよ、アニクラは楽しいよ。という楽しみを伝え、沼の住人を増やすイベントです。
いや別に沼に落とすわけじゃないです。
ちなみに伊藤もこのイベントの一番最初に開催されたやつがアニクラデビューでした。なのでコンセプトに刺された第一人者ともいえる。

マスボ初の試み~DJ公募と2フロア開催~

というわけでフライヤー作成など、運営としても関わっているので、その視点からも話を少ししたいわけですが、今回は2つの試みをしています。

・DJの公募
オーガナイザー(フサギコ氏)をはじめ、本イベントにはレギュラーDJが数人いますが、イベント毎に固定メンバーを約半分、もう半分は関連イベント等の伝手からゲストDJを招いています。
今回もメインフロアではゲストDJを招いておりましたが、後述するラウンジの同時開催に伴い、必要なDJの人数が単純に倍近くなる、ということもあり、公募をやってみよう。という感じでした。

結果だけ見てみると、公募に対して多数の応募を頂き(採用3名でしたが、応募はその数倍来ました)当日も公募DJの皆様のパフォーマンスが非常によく、ラウンジと同じフロアに位置するバーカウンターでは酒がよく売れてたと思います。

しかも公募で来てくれたDJがみんな上手いので腰が抜けかけた。

・2フロア開催
中野heavysick zeroは上下2フロアで構成されており、メインフロアとなる上階と、バーカウンターの併設されたラウンジフロアとなる下階があります。
んで、ラウンジフロアの方にも機材があり、構造上2フロア同時での開催が出来るわけです。

正直なところ自分も2フロアでやってるイベントにそんなに行ったことがなく「大丈夫か?」と不安ではありましたが、前述の公募DJさんや過去にマスボで回してくれたDJ達によって賑々しく時間は過ぎていきました。

ということで回を重ねつつ、イベントとしても常に新しく、より楽しい方向を目指して進化を続けています。
ただまあラウンジ開催はスタッフ負荷との兼ね合いなどもあるので次回以降またやるかどうかは……わからんね!
個人的には自分がメインフロアで回してる時間のラウンジとか物理的に絶対聞けないからンヒィ~~~~~~!!!!!!ってなったよ。

当日の模様(トピックス)

今回は規模が規模ということもあり全部を見切れていません(+自分の出番で体力を使いすぎた)
んで、自分が見た景色などを少し。

全体の模様はツイッターで実況ハッシュタグから辿ってみるといいかもしれない。

なんと今回メインフロア一番手はいつも務めてるれんとさんじゃなくてクナウド

アイマスラジオ各種のテイストを出しながら、会場を温める選曲で一番手にふさわしいスタートを切っていました。

ていうかスマイル体操→スポーツ!スポーツ!スポーツ!は去年俺がやったじゃん!!

個人的に一番アガったのは五番手の虹水晶さん

この人めっちゃDJ上手えんだわ。
デレ7th大阪で大変な文脈を打ち立てた紅をやったり、

"もりのくにから"を掛けたり
(あれアニクラで掛ける発想がまず無かった)

以前に別イベントで見たときから上手えなあと思ってたけど相変わらず上手かった。

あと〆の瑠璃色金魚と花菖蒲は本人がセットリストに入れてないのにいつの間にか入ってたらしい(一体誰が入れたんだろうね(棒
※虹水晶さんは瑠璃色金魚と花菖蒲で踊る

大トリは我らがオーガナイザー・フサギコさん

今回は最後の最後、〆の曲にTwilight Skyを選ぶというチョイス。

これが偶然にも(?)一番手のクナウドが初っ端に掛けた李衣菜のSparkling Music(デレパの1コーナー)から繋がり、多田李衣菜で始まり多田李衣菜で終わるという大変ロックなメインフロアでした。

"上手いDJ"と"すごく上手いDJ"の境界とは

ここから自分語りのお時間です。

今回、2回目の現場登壇ということで、前回どうだったかを改めて自分でも振り返り、その上で如何様に挑むか、そして「お金を払って来てくれるお客さん」を相手に、どうやって楽しませるか。を念頭に置きました。
あとプレイミスの無いこと。これはまず前提であるべきで、音を止めてしまった前回は有ってはならない失態だと思っています。

結果で申し上げると、今回はプレイそのものにミスはなく、セットリストの中で狙っていた仕掛けも全て十全に働き、お客さん達にも楽しんでいただける出来になった。と自負しています。

自分の時間にVJを務めてくれたファミエリ君からも「前より格段に上手くなってるじゃん」と言ってもらえたし、進歩そのものはしてるのかな、と。

客商売で舞台に立つ、という人間としては及第点なのだと思います。

しかし。

ミスのないプレイが出来たから、自分の想定している実力を発揮出来たからこそ、その実力そのものが他のDJ達との隔たっているという事実を見てしまったわけです。

無論、現場経験やDJそのもののキャリア等々、一概に巧拙を語れるものではない。とはいえ、現場に来てくれるお客さんを前にしてその言い訳は出来るか?ということもある。

今回、楽しんでくれたお客さんが居たことは救いです。
ですが、この結果に満足をすべきではない。

少なくとも自分がプレイしている間、そのフロアにいるお客さんは自分のプレイを見ることが第一の目的なのです。
その期待に応えられるようにならねばなあ。というところ。

意識高い高いしすぎでは???

あとはシンプルに現場の機材を扱えるようになろうねという感じです。
自宅用の機材担いで上京するのは荷物の観点からも厳しい。

どっかでCDJ練習できるとこねえかなあ。

伊藤のセットリストとその解説

ここからは当日の自分のセットリストと、その軸としたコンセプトの解説です。隙あらば自分語り。

※画像フル版は長いので最後に

・セットリスト全体のテーマ
「色」
「虹」

選曲の基準として、曲名や歌詞の象徴的なところに「色」を含む曲、
または歌唱ユニット・曲そのものに色の印象が結びついているもの。

その性質上シャイニーカラーズの曲は全ユニットから1曲ずつ選出される格好になりました。
(イルミネに関してはもう少し踏み込んで2曲使ってます)

そしてセット内で虹色を作りました。

一般的に虹というと赤・橙・黄・緑・水・青・紫の7色ですが、個人的な思い入れでアルストロメリア(桃)を含めた8色で展開しました。
(あと順番も紫からにした)

"NEO THEORY FANTASY"(紫)の前に掛けた"空"は「繋ぐレインボー」というネタ振りです。そこから虹色セットリストに移行するので大変わかりやすいですね。

・今回のセットで一番やりたかったこと

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(アイドルマスターシャイニーカラーズ [チエルアルコは流星の]八宮めぐる内コミュより)

最後から2番目に流した"虹になれ"には一部編集を施して仕込みをしました。

〆のTRUE COLORSまで含めて一つのメッセージです。

再現セトリ配信で是非聞いて頂ければ。

・ちなみに

アルストロメリアの曲を入れる予定は無かったんですが「薄桃色にこんがらがって」とかいう大変なイベントが来てしまったので急遽加えました。
個人的にはイベントシナリオを見た後にBloomy!を聞いたりすると万病に効きます。効きました。

ただでさえ曲数がそんなに多くないシャニマスの曲をふんだんに使うセトリを無理言ってやらせてもらったので感謝しかない。

とかなんとか言ってたら

大変な供給が来ていました。

是非これも見て下さい。

最後に(再現配信のおしらせ)

2020/3/27(金) の夜(時間は未定)に今回のパフォーマンスを再現したDJ配信をします!→しました

アーカイブはこちらになります。

そして八宮めぐるを宜しくお願いします。

セトリ全編画像はこちらです。

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オーギュスト・余談

自宅での練習環境なんですが、

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同人誌の在庫ダンボール3箱積み上げたら高さが現場の機材卓に近かった。

すごいや!ぼくのやってきたことは無駄じゃなかったんだ!!

……泣けてくるね。

既刊各種、ハチャメチャに在庫あるので気になった方は是非お手にとって見て下さい。

おわり

画材になったり機材になったりコーラになったりします