血の繋がりに縛られない
わたしは他人に対して大嫌いとか嫌いとか、
なかなかそこまでの感情を持つことがありません。
好きな気持ちのほうが強いし、悪そうに見えても良いところを見つけて一緒にいる事も多いです。
ただずっと一緒にいるうちに、違和感を抱いたり、この人と一緒に居ても、何も良いことが無さそうとか、幸せでいられなさそうとか、考え始めたら離れる事もあります。
結論として、わたしの人生に必要ないなと思ってしまうからです。
では家族や親戚は?
血の繋がりがあったりで、なかなかそういう風に思えない…というのが難しいところですが
単刀直入に言ってわたしは実父母の親戚が嫌いです。
実父の親戚、特に叔母は自分に何も誇れる事がない裏返しの、マウントだらけの人でした。
話を聞いていても全てがつまらなく、その時間何も得る事がなかったので苦痛。田舎の話等をしてくれている時のほうがよっぽど楽しかったです。
そしてその叔父叔母とは縁を切っています。
わたしにとって、害でしかなかったから。
このまま関わり続けても良いことはないし、特に何かをしてくれる訳でも無いのに(期待もしていない)、無駄に干渉をして来るのが本当に嫌でした。
精神的苦痛でしか無く、関わっていたらおかしくなっていたと思います。
そして実母方の親戚も好きではありません。
何故か自分を長男、長男と言い、
都合がいい時だけ使い、都合が悪い事は何もしない。
祖母もわたしもそこまでどうこう思っていないのに
一人で「長男」の肩書きを主張し続けている叔父。
今でも多少は長男だから、という風習はあるし
田舎などでは色濃いですが
だから何、といえばそこまでなのにです。
しかもそれを祖母のせいにして
「ばばちゃんは昭和初期的な考えだから、
長男には色々させたくないみたいなんだよね」と
的外れな事まで言ってくる始末。
自分がしたくないだけだろ。と。
祖母には「私はそんな事思ってない。昭和初期的な考えをしてるのはおじちゃんでしょ。気を使うから頼んでないだけだし、やってくれるなら全然やって欲しいよ。ばばちゃんのせいにしないで欲しい」と言われています。
祖母が骨粗鬆症になってしばらくは
お買い物も公共料金の支払いもわたしが夫と二人で行っていました。
それを叔父がやるようになったら
いかにも「やってます」感を出していて、苦笑い。
今まで祖母とも深く関わって来ていないからか
わたしが小さい頃からどれだけ祖父母と仲良く、時には親のように接していたかを知らないし
母とわたしで祖父母に色々揃えてあげていたか、
何が好きで何が好みでないかまで
何も知らないのに、言うことだけはわかったふうに言ってくるのが凄く不快でした。
例えば、下着に関しても
ヒートテックだから着てねと母と何度も言っても
薄さだけを見て寒そう、と思ってしまう祖母は、お出かけする時くらいしか着てくれませんでした。
それをある時、叔父から「ばばちゃんにヒートテックを着せてあげてほしい」と言われ
「ヒートテックを買ってあげても、
なかなか着ないんだよね。」と返すと
「そこは無理にでも着させないと。」と言われました。
正直、何も知らない人に言われたくないですよね。
今まで祖父母の下着やタオル、靴下など色々新調して来たわたし(生前は母も一緒に)からすれば、何を言ってるんだこの人は。レベルの話です。
長男、長男と言いながら
やるのは買い物と支払いだけ。
(整形外科行くときはそこも)
他の日は来ない。
掃除や整理は一切やらない。
自分の周りだけコロコロをする(祖母の家には愛猫がいるため)。
ハンドソープが切れていても買わない。
新しく詰め替えを買って入れたのはわたしなのに
祖母に「俺が買ったやつで、古いから使ったらだめ」と言う。
わたしが何度か行ってた間、一度も空のハンドソープ入れをいじっていないのに、なぜそんな事が言えるのか。
夫とわたしで掃除や整理をしている事に対して
「綺麗になってよかったね」で済ます。
祖母は全くボケていないのに、多少ボケていると思っている。
そもそも、わたしが結婚した時にも
夫の顔を知らないからとお祝いなども一切ありませんでした。
夫の親戚の方々からは、わたしの顔も知らないのに、お祝いが届きました。
叔父曰く、普通は写真付きで「結婚しました」と郵便で報告するのが一般常識だそうです。
勿論聞いたことはありますが、父親でもないのに?
しかも、必ずしも「一般常識」に沿わないといけないことなんてないはずですよね。
特にこのご時世に。
実際、わたしたちはフォトウェディングもまだだし、周りの年長者や友人に話しても「いつの時代の人?笑 それこそ昭和初期じゃん」と笑われるほど。
「しかも実父でもないのに、何で貴方に写真付きで郵送で送らなきゃいけないの?それ貰ってどうするの?笑」とも言われて本当にそのとおりでしかないなと。
今の時代スマホがあるんだし、二人で出かけた写真などで良いはずなのに。
自分が正しい、自分の常識が一般常識。それが実母方の叔父。
凝り固まった価値観を人に押し付ける人間に、
わたしはならないようにしたいと心から思っています。
祖母の家のガスコンロを新しくする、
部屋も少しずつ整理しないとね!
など言っていたのはどこにいったのか
うちも今後、家や子供の事を考えているので
家の修理にお金がかかるから、購入した家の支払いが…
などの言い訳は無理があるし、聞きたくないです(笑)
今年最後の極めつけは
普段、毎年冬に祖父の田舎で違う親戚からそれぞれ祖母宛にりんごが届くのですが
一人の方は今回、祖母の背中を労り、叔父に送ったそう。
何個入っていたのかはわかりませんが普通、そのりんごは祖母宛なのだから
祖母に殆どを持って行きますよね。
それを祖母に持って来たのはたったの3個。
祖母はいつもそれをご近所に配っていて、
それがコミュニケーションでもあるのに
3個って。
今回祖母の背中を労って、なだけで叔父に送ってきてる訳じゃないのにね、と二人で笑ってしまいました。
それも長男だから、だと思っているのでしょうかね。
本当、人に常識問う前に自分の常識を見直した方が良いと思いました。
家族だから、親戚だから、で
必ずしも関わらないといけないなんてありません。
同じ人間、そして他人なのですから
無駄に関わる必要なんてないですよ。
他にも書きたいことはあるので
また綴っていきたいと思います。