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宇多田ヒカル 「夕凪」 生と死の解釈
全てが例外なく
必ず,必ず
いつかは終わります
これからも変わらず
この歌詞は宇多田ヒカル7thアルバム初恋に収録されている夕凪の歌詞である。
私は人間の終わりについて考えた。
誰しもが例外なく訪れる死である。
当時宇多田ヒカルさんは6thアルバム「Fantôme」において,母の死を経験しその感情を持ち前の感性で音楽に昇華した。
そんな後に発表されたこの曲
この曲は宇多田ヒカルの’’母''個人に向けてではなく''世の全ての人達'' に向けているものだと感じた
生と死に向き合う
私が生と死について向き合うきっかけは祖父の死だった
私はそれまで生と死について漠然と考え,身近に捉えることはなかった。
森羅万象、全てのものが姿,形がなくなることを認識し意識したとき、この曲はいつもと違う音色を届けてくれた。