見出し画像

人が離れていく職場、留まる職場

寝る準備が完了したこたつの中からお送りいたします。

本日は職場環境について書き残していこうと思います。

正社員であれば1日8時間、パートアルバイトであれば4〜5時間

24時間の貴重な時間を学生生活終了順に費やすことになります。

いろいろな業種がありますが、お給料や施設のスペック、業種の差に関しては書ききれないほどの差異があるので今回は限られた部分の人間関係やソフト面についてふわっと書いていきます。


人が離れていく職場は良い悪いでは測れない

人が離れていくということを細かくしていくと
・環境が自分に合わないと感じる機会が多い
・やりたいことや学びたいことができないと感じる機会が多い

上記2点に結びつきます。

もっとわかりやすくすると

この職場という環境には自分は必要ないのではないかという外側から自分を見た視点が原因の人と、現在の職場では自分のやりがいや自己成長が見込めず金銭面以外で就業メリットが少なすぎると感じる内側から自分を見た視点が原因の人がいます。

この内側外側両方に共通することが職場で認めてもらう承認の機会が少ないということです。

提案しても受け入れられない、正当な理由も聞けない、
尽力したことを認めてもらえない
ハラスメントや蔑ろにされる機会が多い
実施したことは認識されず、ミスや不足している部分のみ伝えられる


やる気を出していることコツコツと取り組んでいることは
評価ではなく、承認していきましょう。

スタッフ個人の職場での存在価値を高めていく

例えば掃除を頑張るスタッフに対しては
「ここ掃除してくれたんだね」
そう伝えるだけでも、自分の頑張りや行動を見てくれている!と感じてもらえる承認となります。

「ピカピカで嬉しい」
そのような感想を伝えてみるのも良いと思います。

承認をする前に、
「トイレもやってもらっていいですか?」
「その洗剤じゃなくてこっち使ってください」等の注意や依頼をしてしまうと、
スタッフの行動を否定しているように感じ取られてしまうことがありますので、注意や依頼の前には、承認をしてから伝えるようにすることが好ましいと思います。

特に、店舗だったら
接客に力を入れているスタッフ、製造に力を入れているスタッフ、清掃や整理整頓を積極的に取り組んでくれるスタッフ

看護だったら
ケアに力を入れてくれるスタッフ、対応や接遇に力を入れているスタッフ、業務改善や記録や事務作業に力を入れているスタッフなど

個人差があります。

得意不得意があることも人間である以上しょうがないことなので管理職になった際には、得意分野を伸ばし、不得意分野は取りこぼしがないように生きているマニュアルを整備したり、ダブルチェックをして支える役割をしていきましょう。

頼るより頼られたいを引き出す

頼りになる管理職の皆様

スタッフに生き生きと働いていただくためにはぜひ思い切ってスタッフを頼ってみてください。

負荷の大きなことではなくて、誰がやるか決められていないランダム業務のようなものを細かく振り分けて、感謝を伝える機会を増やしていきましょう。

感謝を伝える機会があるのに感謝が不足しているとパシリ・こき使われていると感じられてしまいます。

積極的に感謝の気持ちを述べていきましょう。

陰口はNG、日向口を使う大人でいよう

こっそり当事者がいないうちに悪口を言うお局界隈の仲間入りはやめましょう。生産性が皆無です。

それよりも、「この間〇〇してくれててすごいありがたかったんだよね」など誰かの頑張りや行動の成果を他のスタッフに共有します。

職場に対してメリットがあることやスタッフの嬉しいことを共有することで、印象を好転する機会になったり、チームワーク作りの役になったりします。

職場にとってマイナスなことは本人に直接、人がいないところで、言葉や口調を荒げずに伝えます。

職場にとってプラスのことは、積極的に共有し合います。

そうすることでリーダーシップを発揮しやすい、顔を見合えるチームワークの強い職場づくりができます。

手柄はみんなで、苦労は人一倍


「リーダーは頑張ってくれている」
それは大前提で、かつ「自分はリーダーの役に立てている。」
その実感を持ってもらうことで「この職場には自分がいてもいいんだ。」という気持ちに繋がります。

大きいチームも小さいチームも、リーダーになったからには誰よりも行動をこなしていくことが必須です。
そうでないと誰もついてこない上記のことを実践しても何も起こらない殺風景な職場が出来上がります。

自分がこれでもかと言うくらい頑張ったとしても「みんなのおかげで結果が出ました」と言うスタンスで感謝を忘れずに業務に従事していきましょう。

辛い時は自分が一番辛いと思い込みやすくなります。

そんなことありません、自分が辛い時は大体みんなも辛いです。

落ち着いて感情を整理しましょう。

不機嫌でスタッフに気を遣わせるようなことになっては、周りに誰もいなくなります。

もうだめだ。と思ったら管理職はおりて、転職活動をすることをお勧めします。

頑張っていることに変わりはないです。

頑張っているから辛い、頑張っているから大変です。

冒頭でも言いましたが、社会人人生の三分の一を働く時間に使います。
もっと多い人もいます。

自分に適している職場で自分に合った仕事ができることを

願って願って応援しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?