鍵穴と鍵、あなたと私
夏用のこたつ布団があったらいいなと思う今日この頃です。
こんばんは本日はこたつの外からお送りいたします。
今日は最近なんとなく考える
人間の相性について
なんとなく書いていきたいと思います。
相性があるということは
なんとなく幼少期に気づき、この子は一緒にいて楽しいな
なんとなく嫌いだな。
そんな感想を持ったのが一番最初に思います。
小学生の頃はNOというのが苦手で
よくパシリ(笑)のような、椅子を運ばされたり、荷物をとりにいかされたりすることがありました。
閉鎖的な子ども同士のコミュニティの中で、自主性の高い女の子たちに
削られながら劣等感を持つようになりました。
高校生の頃仲良くしていた友人(と私は思っていた人)に
卒業式の日にずっと嫌いだったと言われ、絶交したことがあります。
同級生と帰路の公園の芝生で流れ星をみて泣いたり笑ったりして、
「帰ろう」と言い出せないくらい、何にも変え難い時間を過ごしたこともありました。
約束したわけでもない他人と毎日会い続けるという不思議な経験を通して
搾取されたり搾取したり傷つけたり傷ついたり、
愛したり愛されたり、分かち合ったり孤独を感じることで
能動的な部分と受動的な部分が形成されていきます。
能動的な部分は鍵、受動的な部分は鍵穴
ピッタリ合う人を見つけるのは難しいことでしょう。
鍵のサイズも形もみんな違うのが当たり前だからです。
好きな人の鍵に合わせて鍵穴を作り変えるのも一つの手ですが
自分の鍵は相手の鍵穴に合わない寂しさと付き合っていく必要もあります。
おすすめなのは柔軟な鍵穴であることです。
そして鍵はいくつもいくつもじゃらじゃら合鍵を作らせてもらって
その人に応じて使い分けると、合わないなと落ち込む回数が減ります。
自分の一番の鍵はその合鍵をしまうための鍵庫の鍵にしておきましょう。
昨日も今日も明日も頑張る私とどこかで読んでくれているあなたへ
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