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即位祝賀パレードに参加した

偶然、当日、上京する予定になったからだ。

自分は一般参賀には数回参加したことがある。今回も同様なように思われた。

結果は、4時間ほど待ったが、お姿を拝見することはできなかった。

とてもとても残念だった。

自分よりもっともっと早く並び見れなかった人もいただろうし、遅くきて偶然見られた人もいたと思う。

一般参賀と一緒。

皆一斉に腕をあげるので全く視界が塞がってしまうのだ。

それでもお姿が見られる分、一般参賀の方が良かったかもしれない。


そこまで考えて、思った。

自分が見られたか、見られなかったかじゃない。

自分が即位に際し、直接両陛下へお気持ちを声援を届ける。

この歴史的な行事を形作る一人に自分はなれたのだ。

そう思ったら、周りの人の文句も気にならなくなった。

これはもしかしたら非常に宗教的なのかもしれないけれど、精神の問題だ。天皇とは国民の心に寄り添う存在。これは私の信仰?

令和の記念すべき日に、参加することに意味があったのだ。

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